こんにちは、旅好き会社員はんぺんです
2023年1月31日にオープンした「羽田エアポートガーデン」は、大型ホテルや天然温泉施設、全国各地のグルメ・スイーツを楽しめるレストラン、名産品やお土産を購入できるショップなどが一体となった複合施設。さっそく行ってきたのでレポートします！
国際空港に隣接する広大な施設ですが、この記事を読めば全体像を約3分で把握できます。
これから羽田空港を利用する予定がある方はもちろん、休日のお出かけやデートに話題の新名所へ行ってみたいという方はぜひ最後までご覧ください。
羽田エアポートガーデンとは？基本情報
羽田エアポートガーデンは、羽田空港第３ターミナル（国際線ターミナル）に直結する複合施設です。当初は2020年に開業予定でしたが、新型コロナウィルスの影響でオープンが延期となり2023年に営業開始となりました。
2つのホテルやショッピングゾーンなどで構成された、地上12階、敷地面積4万3000平方メートルの広大な施設です。
羽田エアポートガーデンの施設概要
羽田エアポートガーデンを構成する施設は次の6つ。ショッピングやグルメが楽しめる商業施設は１階と２階に集約されています。
- ホテルヴィラフォンテーヌ プレミア 羽田空港（ホテル）
- ホテルヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港（ホテル）
- 天然温泉 泉天空の湯 羽田空港（温泉）
- ベルサール羽田空港（ホール・会議室）
- 住友不動産 ショッピングシティ 羽田エアポートガーデン（商業施設）
- 羽田エアポートガーデン バスターミナル（バスターミナル）
羽田エアポートガーデン アクセス
羽田エアポートガーデンは、国際線が発着する羽田空港第3ターミナルに直結しています。空港に乗り入れている京急線・東京モノレールの羽田空港第3ターミナル駅からは徒歩1分。
駅の改札を出たら空港に向かうエレベーターまたはエスカレーターに乗って２階へ。左に行くと国際線ターミナルへの入り口、右に進むと羽田ショッピングガーデンに繋がります。案内看板も出ているので迷うことはありません。
国際線ターミナル直結ですが、国内線ターミナルからも「ターミナル間無料連絡バス」で行くことができます。バスは頻繁に出ていて、乗車時間も2〜3分ですから国内旅行の際にも気軽に羽田エアポートガーデンに立ち寄ることができます。
羽田エアポートガーデン 駐車場
ホテルを併設する広大な施設なので、駐車場は充実しています。予約可能なA駐車場は普通車288台、B駐車場は155台、一般料金は１時間あたり300円です。ホテル宿泊者は「ご宿泊者様料金」が適用されます。
羽田エアポートガーデン ２つのホテル・温泉・会議室
羽田エアポートガーデンには２つのホテルがあります。ハイクラスホテルと機能性の高い超大型ホテルで、あわせて全1,717室。第3ターミナル2F到着ロビーから連絡通路で直結しています。電車やバスを使わずに空港からホテルへ移動できるので、非常に利便性が高い立地といえますね。
ホテルヴィラフォンテーヌ プレミア 羽田空港
空港には珍しいラグジュアリーなホテルで、全室多摩川を臨むリバービュー。
160室の客室は、33～173㎡までの6タイプ、建物の2～11階にあります。
ホテルヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港
こちらは1,557室の超大型ホテル。
客室は18～42㎡まで、機能性と快適性を追求した全12タイプで、建物の2～12階に位置します。眺望はモノレールや多摩川、空港など、客室によって様々です。
天然温泉 泉天空の湯 羽田空港
ホテル最上階の12階にある展望温泉「泉天空の湯」は、宿泊者以外も利用できます。地下約1500mから自家源泉天然温泉を汲み上げていて、飛行機や富士山を眺めながら湯船に浸かれるなど、立地の魅力を存分に活かした開放的な空間です。
露天風呂も内風呂も複数あり、ドライサウナ・漢方蒸しサウナも完備。お風呂以外にも、ほぐし処やお休み処、お食事処などがあります。丸１日のんびり過ごすことも可能なくらい充実した施設です。利用時間に制限がないのも嬉しいです。
- 入浴入館料
- 大人中学生以上：4,800円(フェイスタオル・バスタオル、館内着、岩盤浴付)
- 子供（４歳〜小学生）：2,000円(フェイスタオル・バスタオル付) ※小学生まで
眺望抜群の天然温泉施設、ぜひ利用してみたいですが、お値段は少々お高め。割引利用する方法を探してみましたが、クーポンやセット割などのサービスは見当たりませんでした。
唯一の割引は「宿泊者割引」。施設内の２つのホテル宿泊者は1,600円で泉天空の湯を利用できます。宿泊しなくても、ホテルの日帰り・デイユース利用で温泉入浴券付きのプランなどもありました。いっそホテルステイと併せて利用してのんびり贅沢に過ごすのも良いかもしれません。
ホテルレストラン「グランドエール」
ホテル宿泊者の朝食会場にもなるレストラン「グランドエール」では、四季折々の食材を使用したバラエティ豊かなお料理をブッフェやアラカルトで楽しむことができます。
ベルサール羽田空港（ホール・会議室）
ホテルに併設される「ベルサール羽田空港」は、空港直結のMICE会場として、これまでなかった1,000㎡超のイベントホールをはじめ10の会議室やホワイエがワンフロアに揃っています。
羽田エアポートガーデンのレストラン・ショップ
羽田エアポートガーデンの商業エリアは、2階にある連絡通路のショッピングゾーンと、吹き抜けの周りをぐるっと囲む1階・2階にあります。キャラクターグッズや日本土産、コスメ、旅行アイテムなどを扱う個性豊かなショップが軒を連ねています。
Japan Promenade（ジャパンプロムナード）
羽田空港第3ターミナルの2階到着ロビーとホテルエリアを結ぶ2階の連絡通路沿いに並ぶのが、Japan Promenadeです。 日本の文化や技術を感じられる名産品を揃えたお店が並びます。空港側から施設へ続く連絡通路自体を、ショッピングエリアにしているので移動が苦にならず楽しいですね。
連絡通路とはいえ、大きなガラス窓から光が差し込む明るくて開放感のある空間です。窓際にはベンチも設定されています。
お店は、物販が12店舗、軽飲食が3店舗。日本の名産品やグルメなどバラエティ豊かな店舗が並びで、見ているだけでも楽しくなります。
15店舗のうち8店舗は東京初出店（「福井洋傘」「くらづくり本舗」「くろちく」「Bakery MIYABI」「白竹堂」「HARIO Satellite」「老舗ヤマト屋」「日本茶きみくら」）というのも注目ポイント。
ここでしか買えない羽田限定商品を用意している店舗もあるので、訪れた際はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
羽田参道
Japan Promenadeを抜けると、ホテルのエントランスと2階ショッピングエリアにつながります。
その一角にある「羽田参道」には、日本らしいお土産や雑貨が並んでいます。
和風なデザインの通路両隣には、お土産用の日本酒や和菓子、おせんべいといった食品や、キャリーケースやビジネスバッグ、ファッション用品などバラエティ豊かな17店舗で構成されています。
Haneda Food Selection（ハネダフードセレクション）
1階部分にあるHaneda Food Selectionには、和食や中華、ラーメン専門店やカレー専門店などのグルメが集結しています。
創業昭和7年の「うなぎ四代目菊川」などの老舗をはじめ、リーズナブルな和食居酒屋「魚馳走居酒屋 うまいよ魚旨いよ魚」、お好み焼き専門店の「お好み焼・鉄板焼88パチパチ」や、和牛焼肉を提供する「東京焼肉平城苑」など全１２店舗です。
数ある飲食店の中でも、創業129年の老舗「五代目 花山うどん」は特に注目度が高いお店のひとつ。群馬県のひもかわうどんがいただけるお店で、銀座店はランチどきには数時間待ちの行列ができていますが、羽田空港店も早くも行列店になっています。
良質なこだわりのお肉をしゃぶしゃぶ・すき焼き食べ放題で提供する「しゃぶしゃぶ 但馬屋」。ショーケースに並ぶお肉をオーダー形式で注文でき、新鮮なお野菜といっしょに好きなだけ堪能できます。
看板に掲げる店名にまず目を奪われる「カレーは日本の国民食」。こちらは金沢カレーで有名な「ゴーゴーカレー」とパキスタン料理の「シディーク」が融合した新しい業態の店舗です。国際色豊かな羽田空港らしいカレー専門店ですね。
ランチ後はディナータイムまで一時クローズするお店も多い中、こちらはノークローズで営業していることもあり、15時過ぎでもかなりのお客さんがスパイシーなカレーを楽しんでいました。
HANEDA COLLECTION（ハネダコレクション）
星空をイメージした天井のHANEDA COLLECTIONは、旅行先へ持っていきたいアイテムを販売しています。バッグやアクセサリー、リゾート向け水着といったファッション用品から、化粧品やサプリメント、スマートフォン用のアクセサリーを取り扱うお店など、多種多様な15店舗で構成されています。
1階・2階のショッピングエリア
1階と2階のショッピングエリアには便利な店舗が多数出店しています。広々としたスペースに全国各地から集めた日本ならではの商品が多数陳列されている「TOBI・BITO SWEETS TOKYO」や「TOBI・BITO SOUVENIR TOKYO」はお土産選びに最適です。
また、「紀ノ国屋」や「北海道くらし百貨店」、コンビニ「のローソン」、ドラッグストアの「マツモトキヨシ」など、旅行だけでなく日常使いできる店舗も多数あります。
1階のショッピングエリアにはフードコート「大江戸フードホール」があり、時間が限られている時などにも気軽に利用できます。溶岩版ステーキ、十割蕎麦、海鮮重、江戸前ラーメン、EDOカフェ＆デリというラインナップです。
羽田エアポートガーデンには、羽田空港限定グルメをはじめ東京の定番銘菓、話題のスイーツ、日本中の名産品まで、バラエティ豊かなお土産が揃っているので、あれも欲しいこれも欲しいとついつい目移りしてしまいます。
ただ、羽田空港でお土産を購入する時間がなかったとか、後になって買っておけばよかったと後悔することもありますよね。そんな時は、羽田空港公式通販サイトHANEDA Shoppingがおすすめです。羽田空港に行かないと買えない限定商品も、公式サイトなら自宅で簡単に購入できます。
- 羽田空港限定商品（スイーツ、雑貨）の購入が可能
- 有名ブランドの商品をサイトでいっぺんに購入できる
- 羽田空港で購入したことのある商品や気になる商品を自宅にいながら簡単購入
お土産は荷物にもなるので、自宅でまとめて購入するのも賢い使い方ではないでしょうか。
最後に
2023年に開業した「羽田エアポートガーデン」は、全1,717室を有する２棟のホテルに、飛行機を見ながら天然温泉が楽しめる「泉天空の湯」、さらには日本全国のお土産物とグルメ＆スイーツが軒を連ねるショッピングエリア(約80店舗)などを有する魅力的な新スポットでした。
羽田空港第3ターミナル直結でアクセスもよく、さらには日本各地と結ぶ全天候型のバスターミナルも備えているので全国からバスで行くこともできます。
旅行に併せて利用するのはもちろん、ショッピングやグルメを楽しむためだけに訪れても十分楽しめると思います。広大な敷地なので、空港利用の前に立ち寄ろうという場合は、時間に余裕を持っていくことをお勧めします。
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