熱海⇆東京 電車で行く3つの方法を徹底比較!新幹線・踊り子・快速アクティー

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はんぺん
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こんにちは、旅好き会社員はんぺんです

日本を代表する温泉地のひとつである「熱海」、近年はオシャレなカフェやレストラン、映えスポットなどが増えており、若者にも人気の活気ある街になっています。

熱海は、東京や名古屋などからのアクセスが良いのも魅力のひとつ。ただ、交通の便が良いだけに、毎回悩むのが「どの電車で行くか」ということ。
東京から在来線で向かうなら「新幹線」「特急踊り子」「快速アクティー」などを利用するのが一般的ですが、どれも一長一短あり、いつも迷って色々調べています。

今回は、熱海⇄東京の電車移動について徹底比較して、自分なりに結論を出しました。
この記事を読めばもう迷わない!
東京から熱海に電車で行く予定の方はぜひ参考にしてください。

熱海⇆東京 旅行に最適な電車は? これが結論

JR熱海駅

東京⇄熱海間を電車で移動するオススメの方法は、以下の通りです。

● 急ぐなら「新幹線」一択
● 特別な電車旅にしたいなら「サフィール踊り子
● 時間に余裕があるなら「快速アクティーのグリーン車
 └とにかく安く!なら「快速アクティーの普通車」

個人的には「快速アクティーのグリーン車利用」が最もバランスが良くベストの方法という結論です。
ただ、時間に制約があったり、電車好きの家族がいたりすると結論も変わるのかなと思いますので、それぞれの特徴とメリット・デメリットを順に紹介します。

熱海⇆東京 電車で行く3つの方法

東京から熱海へ乗り換えなしで行ける主な電車は「新幹線」「特急踊り子」「快速アクティー」の3つです。
特徴を順に確認してみましょう。

新幹線で熱海へ行く

新幹線

東京から熱海への電車アクセスで最初に候補にあがるのが「新幹線」です。
熱海駅に停車する新幹線は「ひかり」と「こだま」
ただし、「ひかり」は停車しない便もあるので要注意です。

所要時間は、ひかりで約40分、こだまで約50分と、移動時間の速さはダントツです。

急いでいる時や移動時間を最大限短縮したいという場合は、新幹線の利用が一番オススメです。

料金は、自由席で3,670円,指定席4、190円
指定席で往復すると1人あたり8,380円と家族旅行ではそれなりの出費になります。

また、たったの40分で移動できることがメリットである反面、電車で旅行気分を味わいたいという方は物足りなさを感じるかも。
電車の中で駅弁を食べたり、到着後の観光プランを相談したりといった時間は旅行気分が盛り上がりますが、新幹線移動の場合はあっという間に到着するのでせわしなく感じることもあります。

メリット
デメリット
  • とにかく早い
  • 車内が快適
  • 料金が高い
  • 電車旅を満喫できない

新幹線を利用する最大のデメリットである「料金」を安くする方法もあります。
例えば、金券ショップを利用したり、複数人で訪れるなら回数券を購入するのも賢い方法。
新幹線の回数券は6枚セットの1枚あたり3390円(普通席)になるので280円お得になります。

踊り子で熱海へ行く

踊り子号
JR東日本の公式サイトから写真をお借りしました

熱海・伊豆への旅行といえば、運行40周年を迎えた特急「踊り子」をイメージする方も多いのではないでしょうか。

2022年現在は、E257系の「踊り子」とE261系の「サフィール踊り子」の2種類が走行しており、車両には大きな違いがあります。

踊り子号

「踊り子」は歴史ある電車だけに車両が古いのが難点でしたが、2021年にE257系電車へ入れ替えが行われました。
E257系車両は新車ではなく10年ほど他路線で使用された中古なのですが、従来の40年選手よりはだいぶ若返ったことになります。

車内は伊豆の海と空をイメージした「ペニンシュラブルー」を基調にしたカラーリングに統一され、明るい印象になっています。
乗り心地も旧車両より格段に良くなったようですが、他の特急電車と比べて特筆すべき事項は正直特にないかなと思います。

東京⇄熱海間の片道所要時間は約100分
料金は3,560円(指定席)です。
えきねっとトクだ値などの割引サービス利用で安く購入できる場合があります。

料金や所要時間などトータルで考えるとあまり魅力的な選択肢ではないように思います

メリット
デメリット
  • えきねっとトクだ値など割引サービスが利用できる場合がある
  • 料金が高め
  • 所要時間は快速とほぼ変わらない

サフィール踊り子

2020年に新たなフラッグシップ列車、「サフィール踊り子」が新造投入されました。
これは「踊り子」の格上列車として存在した251系電車「スーパービュー踊り子」の後継列車。

窓が大きく海側の景色がよく見えるように配慮された座席配置になっているうえに、天窓まであり、海や空などの素晴らしい眺望を堪能できる車両になっています。

サフィール踊り子
サフィール踊り子5〜8号車座席イメージ ※公式サイトから写真をお借りしました

「サフィール踊り子」の特徴はすべての座席がグリーン席ということ。
5号車から8号車までは1+2の3列配、1号車はプレミアムグリーン車で、なんと1+1の2列配置という贅沢さです!
2号車と3号車は個室車両で、最大4人用と最大6人用が2つずつあり家族やグループでの利用にオススメ。
4号車は食堂車本格的なフレンチを味わえます。

最上級の電車旅を味わうことができる「サフィール踊り子」。
東京⇄熱海間の所要時間は約80分
料金は一番安い5〜8号車のグリーン車で6,640円とややお高めです。

電車移動の時間を特別な体験にしたいという方は載ってみる価値ありかもしれません

メリット
デメリット
  • 快適な電車旅を満喫できる
  • 乗車自体がイベントになる
  • 料金が高い
  • 所要時間は新幹線の倍かかる

快適アクティーで熱海へ行く

グリーン車両

快速アクティーとは、東海道線(東京-熱海間)の快速列車の名称です。
東海道線自体が横須賀線・京浜東北線に対する快速路線ですので、快速アクティーが快速運転するのは藤沢~小田原間のみで、東海道線普通列車(各駅停車)との停車駅の違いは4駅だけとなります。

そのため東京⇄熱海間の所要時間は約100分かかりますが、「快速」なので普通料金のみで乗車でき、料金は1,944円と格安です。

ただし、車両も普通列車とほとんど変わりませんので、100分乗車することを考えると乗り心地に難があります。

そこで、検討したいのが「グリーン車」の利用です!

グリーン券

JR東日本の普通列車グリーン車両は比較的安価で購入できるので利用価値ありです。
土日祝日はホリデー料金や割安になりますので、旅行やレジャーに使いやすいシステムなのも嬉しいポイント。

東京⇄熱海間のグリーン券料金は、事前購入の場合で平日1,000円、祝休日なら800円です。
普通乗車券と合わせて祝休日なら片道2,744円、往復5,488円でグリーン車に乗車できます。

なお、このグリーン券はJR東日本グループの共通ポイント「JREポイント」を使えば片道600円相当で利用でき更にお得になります。
夏休みや秋の行楽シーズンに合わせて割引キャンペーンを行なっていることもありますので、タイミングが合えば片道500ptとか400ptといった破格の料金でグリーン車を利用できるかも。

JREポイントを利用してグリーン券を購入する方法は、こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ合わせてお読みください。
▶︎▶︎▶︎JREポイントでお得にグリーン車を利用しよう〜家族でポイントシェアも可能

グリーン車車内

グリーン車を利用すれば、車内でお弁当やドリンクを楽しむこともでき、旅行気分が盛り上がります。
読書をしたり、到着後の観光プランを検討したり、快適な座席でゆったりと過ごすことができますね。

グリーン車での食事

もちろん、とにかく安く!という場合は快速アクティーの普通列車を利用するのも選択肢のひとつ。
その場合は往復でも4,000円未満ですみますのでコスパは最高です。

メリット
デメリット
  • 料金が安い
  • グリーン車なら乗り心地も快適
  • 時間がかかる
  • 普通車だと旅行気分ゼロ

おまけ:熱海の手荷物預かり所

最後におまけ。
熱海旅行に行くなら知っておいて損はない情報をシェアします。

宿泊施設をチェックアウトした後など、手荷物を預けておきたい場合はコインロッカーを利用することがあると思います。

熱海駅周辺にはコインロッカーが沢山あるので、「全て利用中で預けられない」という心配はご無用です。
ただ、スーツケースなど特に大型の荷物を預ける場合は料金が高いのが気になることも。

熱海コインロッカー

熱海の駅ビル内コインローカーは、一番小さいサイズで400円、スーツケースが入る大型サイズだと800円の利用料です。

そこでオススメなのが、駅前にある「手荷物預り所」
有人の施設で、荷物1つあたり100円〜300円と、コインロッカーより割安で荷物を預けることができます

コインロッカーに入らない大型の荷物でも1個300円で預けられるよ

熱海手荷物預かり所

熱海の手荷物預かり所は、熱海駅(改札は1つ)を出て駅前ロータリーを挟んだ正面のビル「アタミックス」の1階にあります。

「有人」なので夜間や早朝は対応していませんから注意が必要ですが、大きな荷物がある場合や少しでも安く荷物を預けたい時に利用価値大です。

最後に

東京駅⇄熱海駅を在来線で移動する3つの手段を比較しました。
個人的には快速アクティーのグリーン車利用をベースに、「花火を見てから帰る場合は新幹線」とか「同行者が電車好きだから奮発してサフィール踊り子に乗る」など、シチュエーションによって使い分けるのが良いかなと思っています。

それぞれにメリット・デメリットがありますので、この記事を参考に自分好みの列車を選択して、楽しい旅行にしていただければ幸いです。

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