こんにちは、旅好き会社員はんぺんです
オリオンツアーが主催する日帰りバスツアーに参加してきたのでレポートします。
「房総の駅 とみうら」での海鮮浜焼き食べ放題と「鴨川シーワールド」がセットになった、年間を通して人気のコースです。
バスツアーは自分で車を運転したり電車を乗り継ぐ必要もないので移動が楽ですが、自分の思い通りに時間を使うことはできません。
そのため、参加を検討するときは「バスの乗り心地は?」「海鮮浜焼き食べ放題ではどんなメニューが食べられる?」「鴨川シーワルドの目玉パフォーマンスは全部見られるの?」など色々と疑問や不安が出てくるのではないでしょうか。
この記事では、実際に参加したからわかる詳細情報を中心に日帰りバスツアー体験談をまとめました。
参加を検討されている方や参加前に情報収集したいという方の参考になれば幸いです。
バスツアー基本情報
催行会社 | オリオンツアー |
バス会社 | 冨士自動車(参加日により異なる可能性あり) |
基本料金 | 7,970円〜9,480円 |
発着地 | 新宿西口(新宿センタービル正面) |
日程 | 朝発日帰り |
最小催行人数 | 25人 |
添乗員 | 同行あり(バスガイドなし) |
催行日は土日祝日のほか、平日は水曜日が多いようです
全体スケジュール(実際の時間)
参加したのは3連休中でしたが天候が悪かったので、朝は渋滞もなく予定より早い移動ができました。
ただ、帰りはやはり渋滞に巻き込まれ、予定では18:30新宿着のところ19:20頃の到着となりました。
- 7:40集合
新宿センタービル正面玄関に集合
バスは時間ギリギリまで周回しており出発直前まで乗車できませんでした - 7:50出発
遅刻した場合はキャンセル扱いとなり返金もされないので要注意です
- 8:45海ほたるパーキングエリア到着
渋滞なく1時間ほどで到着。
主目的はトイレ休憩なので滞在時間30分ほどです。 - 9:15海ほたるパーキングエリア出発
- 10:00房総の駅「とみうら」到着
ここまでもスムーズに移動でき、予定より早く到着。
敷地内のお土産屋さんに立ち寄ってからのランチとなりました。
海鮮や野菜、千葉の名産物などの購入ができます。 - 10:45海鮮浜焼き食べ放題スタート
早めのランチは60分食べ放題。
浜焼きのほか海鮮丼も人気です。 - 12:00房総の駅「とみうら」出発
- 13:00鴨川シーワールド到着
混雑なく約1時間で到着。
滞在時間は3時間あるので人気のショーをゆっくり楽しめます。 - 16:10鴨川シーワールド出発
- 17:50海ほたるパーキングエリア到着
東京湾アクアラインが渋滞で海ほたるの駐車場までの道がさらに大混雑。
やはり天候にかかわらず夕方は渋滞必至です。 - 18:10海ほたるパーキングエリア出発
- 19:20新宿センタービル到着・解散
アクアラインを降りたあとは比較的スムーズでした。
参加者の年齢層や家族構成
参加したのは秋の3連休初日でした。
あいにくの天気でしたが、参加者は総勢39名と大盛況。
参加者の年齢は幅広く、20代と思われるカップルから70代と思われる3人組まで様々。
一番多いのは2名での参加でしたが、1名参加の方もいましたし、お子様3人を連れた5人家族もいました。
男女比でいうと女性が6〜7割くらいを占めていた感じです。
バスの設備、乗り心地
今回のバス会社は「冨士自動車」。
オーソドックスな観光バスといった感じで乗り心地についても特筆することはなかったです。
リクライニング可能な座席ですが、乗客同士のトラブル防止のためリクライニングの利用は禁止となっていました。
高速バスではないので、バス内にトイレ等はありません。
座席の横にコンセントがあるのは嬉しいポイント。
また、座席前にはドリンクフォルダーのほか、ちょっとした荷物やお土産などを掛けておけるフックもついていました。
海ほたるパーキングエリア
新宿を出発して1時間ほどで海ほたるパーキングエリアに到着。
目的はトイレ休憩がメインなので滞在時間は30分程度です。
東京都新から千葉方面へ車やバスで行く場合に必ず通る東京湾アクアライン&海ほたるPA。
比較的新しいイメージがあったのですが、もう25周年になるんですね。
各種レストランやカフェ、お土産ショップのほかファミリーマートもあります。
ショップの詳細を知りたい方は「海ほたる公式サイト」でご確認ください。
展望デッキで記念撮影
東京湾に浮かぶ「海ほたるPA」は他に類をみない特殊なパーキングエリアです。
その景色を存分に楽しめるよう4階と5階には展望デッキがあり、車移動中の気分転換にも一役かっています。
「海ほたる幸せの鐘」や、海底トンネルの掘削に使用した「シールドマシンカッターの実物モニュメント」、そのほか記念撮影用のフォトスポットも複数あります。
海ほたる オススメのお土産
海ほたるPAで買えるお土産はクオリティが高いものが多く、人気があります。
ショップはいくつかありますが、4階の「ウミナカプラザ」がアクセスもよく品揃えが豊富でおすすめです。
ここでしか買えない千葉銘菓も多くありますが、個人的イチオシは「ぴーなっつ最中」です。
一時期、セブンイレブンでも販売されていて大人気でしたが、現在は千葉県外だと東京大丸などごく一部の店舗でしか入手できないようです。
成田山の表参道になる「なごみの米屋(よねや)」が販売する「ぴーなっつ最中」は、風味豊かなピーナッツの甘煮が練り込まれた餡を愛らしい落花生型の最中に仕上げた逸品。
ほどよい甘さでサイズ感もちょうどよく、おやつにぴったりです。
最中自体のフォルムも可愛いですが、パッケージも落花生を模したオシャレな箱入りなのでギフトにも良さそうですね。
お土産に買って帰ったら喜ばれること間違いなしだと思います
房総の駅 とみうら(旧:道楽園)
海ほたるPAを出発後、1時間足らずで「房総の駅 とみうら」に到着しました。
ランチには早すぎるので、敷地内にあるお土産物屋さんに先に立ち寄ることになりました。
房総の駅 とみうら 全体概要
「房総の駅 とみうら」は、房総ならではの新鮮な海山の幸をグルメ&ショッピングで満喫できる施設。
敷地内には、「南房総おさかなセンター」や「おみやげセンターとみうら」などのお土産ショップのほか、お寿司屋さんやラーメン屋さんなどのレストランも複数あります。
「お土産センター とみうら」は、千葉県名産のスイーツ・菓子や海産物をはじめ、房総半島ならではのバラエティー豊かなお土産が揃うショップです。
奥はカフェ&ベーカリーが併設されており、ソフトクリームや焼き立てパンも購入できます。
ゆっくり休憩したいという方は利用してみてはいかがでしょうか。
お菓子の量り売りコーナーでは、様々な房総土産を1つから購入できるユニークなサービス。
1g5円ということなので、いくつか重さを測ってみたところ、ちょっと割高になる印象でしたが、あれもこれもちょっとずつ食べたい!とうワガママなニーズにバッチリ対応しています。
バスツアー参加者でも購入している方が結構いらっしゃいました。
お土産センターの向かいにあるのが、房総特産の品々を扱う生鮮市場「南房総おさかなセンター」。
新鮮な魚介類や野菜などがが安く購入できるので、ご近所さんと思われるお客さんも沢山来店していました。
立派なサザエが3つで900円など、本当に安くて近所だったら絶対買って帰ってました(笑)
こちらも敷地が結構広いので見ているだけでも楽しいショップです。
浜焼き屋の海鮮浜焼き食べ放題ランチ
いよいよ今回のバスツアーの目的のひとつで「海鮮浜焼きランチ」です。
会場となる「浜焼き屋」は敷地の一番奥に位置しています。
浜焼きと海鮮丼がウリですが、肉類や野菜、ちょっとしたスイーツなどもありました。
貝は焼くのに時間がかかるので、最初に網いっぱいに並べて焼き、待っている間に海鮮丼などをいただくのが王道の攻略パターンのようです。
それを皆さんご存知のようでスタート直後は貝コーナーがかなり混みました。
あえて混雑を避けて、先にドリンクや海鮮を選んでから貝をとりに行く方がもしかしたら良いかもしれません。
浜焼きの材料は、帆立、牡蠣、サザエなどの貝類のほか、イカやイワシバーグ、焼鳥などの肉類、野菜などなど。
好きなものを好きなだけ取って自席に設置された炙り焼き器で焼くスタイル。
貝類はお魚センターで販売しているレベルを期待していましたが、かなり小粒で少々ガッカリ。
食べ放題なのでそりゃそうですよね。
サザエとカキは焼いていると跳て火傷する危険があるので網をかぶせて焼きます。
実際に、サザエが勢いよく跳ねて身が飛び出してきたのでビックリしました
貝を焼くときは絶対に「網」を使ってくださいね!
ホンビノス貝がなかったのが残念でしたが、代わりに牡蠣を食べられたので満足です。
自分で好きなだけお刺身を乗せて作る海鮮丼。
酢飯をごく少量にしてお刺身を山盛りにしちゃいました!
お味噌汁は出汁がきいていて美味しかったです。
こちらのランチは一般料金だと3,300円。
ツアー参加者は団体料金でもっとお安いとは思うのですが、私達は浜焼きも海鮮も追加せず、デザートもパイナップルしか食べなかったので(車酔いする体質なので控えめにしました)、一般料金だと元は取れて無いかもしれません。
途中退席もできますが、大半の方々は終了ギリギリまで貝焼きなどを楽しんでいらっしゃいました。
バリエーションあるメニューなので、お腹と相談しながら楽しいお食事ができます。
60分は短いかなと思っていましたが、十分満足できました
鴨川シーワールド
房総の駅とみうらから鴨川シーワールドまでも、約1時間とまたまたスムーズな移動ができました。
道は空いていても、鴨川シーワールド自体はかなりの混雑。
人気施設なので、さすがに3連休ともなると人出が多かったです
鴨川シーワールドの入場料は大人一般3,000円、小人1,800円。
バスツアーの料金に入場料も含まれています。
渋滞がなかったおかげで滞在時間は3時間強。
うまくスケジュールを組み立てれば、鴨川シーワールドの代名詞ともいえる海の生き物たちのパフォーマンス4種全てをコンプリートすることもできる時間です。
バスツアーでは、到着前に添乗員さんが各ショーの開演時間などを教えてくれますので、周る順番などしっかり計画して無駄なく効率的に観覧することができます。
シャチパフォーマンス(オーシャンスタジアム)
鴨川シーワールドといえば”海の王者”シャチが有名です!
日本の水族館でシャチが見られるのはここ鴨シーのほか名古屋の古屋港水族館の2ヶ所のみ。
そして、大規模なシャチパフォーマンスが見られるのは鴨川シーワルドだけなんです。
とても貴重なので、絶対に見逃さないようにしてくださいね。
鴨川シーワールドには4頭のシャチがいて、体長4.3mから5.4mくらい、体重1.3トンから2.2トンくらいとのこと。
そんな大きなシャチ達の豪快なジャンプやトレーナーとの息の合ったパフォーマンスを存分に楽しめるショーは、”鴨シー”で最も人気の高いパフォーマンスです。
観客席まで豪快に水飛沫が飛んできますので、前方で観る場合はビショ濡れになる覚悟が必要。
運良く着席で観覧できる場合は、300円で売っているレインコートを購入することをオススメします。
ただ、バスツアー参加の場合は座席取りの時間はないので、基本的に立ち見覚悟でいたほうが良いです。
平日ならともかく、週末のシャチパフォーマンスは開演1時間前でも空席がないほどの人気で、立ち見エリアにも4重5重に観覧客がひしめいていました。
シャチパフォーマンスは、まさに圧巻のひとこと。
ぜひこの迫力を実際に体験して、シャチの魅力に触れて欲しいです。
私は過去にも数回来園しており、シャチのショーも観たことがあるのですが、ショーの内容はちょっとずつ違いますし、何回観ても飽きません。
実際に1日に何度も繰り返し観覧する方もいるようです。
気性が荒いといわれるシャチがトレーナーと一緒に優雅に泳ぐ姿に感動します。
お互いに信頼しあっている感じがひしひしと伝わってきて、大きなシャチがとても可愛らしく見えます。
シャチの模様は白黒のはっきりとしたコントラストが綺麗ですよね。
ショーが行われるオーシャンスタジアムには、レストラン「オーシャン」が併設されていて、食事をしながら窓から見える水中のシャチの様子を眺めることができます。
泳ぐ姿を見ているだけでも癒されそうです。
ベルーガパフォーマンス(マリンシアター)
「ベルーガ」も人気の海獣。
北極海周辺の冷たい海に生息する全身真っ白のイルカの仲間です。
高く澄んだ鳴き声が特徴的で「海のカナリア」とも呼ばれているそうです。
鴨シーのマリンシアターで行われるパフォーマンスでは、美しいベルーガの鳴き声や特技のバブルリングを見せてくれます。
鯨類の特殊なコミュニケーション能力「エコーロケーション」を解き明かすなどベルーガの不思議にも迫るショーです。
愛らしい見た目のベルーガの、ほっこりするパフォーマンスを楽しめます。
イルカパフォーマンス(サーフスタジアム)
イルカパフォーマンスは比較的メジャーなショーだと思います。
鴨シーでは、バンドウイルカとカマイルカのコンビネーションパフォーマンスを観ることができます。
ショーの規模としては少し控えめで、水槽も小さく施設が少し古い感じはします。
それでも、活き活きとパフォーマンスするイルカに自然と拍手が沸き起こります。
アシカパフォーマンス(ロッキースタジアム)
最後にご紹介するのは芸達者なアシカのパフォーマンス。
アシカの家族が繰り広げるコミカルで面白いコントのようなショーが観られます。
玉乗りやボールを使ったパフォーマンスなどその器用さに関心しつつ、ストーリー仕立ての笑えるショーなので終始笑顔で楽しめます。
熱帯魚のトロピカルアイランドなど
鴨川シーワルドで人気を集めるのはシャチを始めとする海獣パフォーマンスですが、大小の水槽やウミガメの浜など、水族館らしい施設も沢山あります。
「熱帯魚たちのトロピカルアイランド」は熱帯のサンゴ礁を再現したゾーンで、色とりどりの可愛い熱帯魚が見られます。
水族館ならではのスケールの大きな水槽で優雅に泳ぐ姿は美しく、いつまでも見ていられます。
その他にも、以下のように海の生き物に出会える場所が多数あります。
・房総の川や海の生き物を自然な形で展示している「エコアクアローム」
・約10種のクラゲの展示と、その不思議な生態を学べるクラゲ専用展示施設「Kurage Life(クラゲライフ)」
・北極圏や南極圏の海が再現され、アザラシ、ペンギンたちの自然の姿が見られる「ポーラーアドベンチャー」
・太平洋の自然環境をリアルに再現した5つの海「ロッキーワールド」ではトドやアザラシ、セイウチなどが見られます
・ウミガメを観察することができ、産卵することのできる人工ビーチもある「ウミガメの浜」
全ての施設は紹介しきれないほど充実した水族館なので、本当は丸1日いても足りないくらいです。
気に入ったら、ゆっくり再訪してみてはいかがでしょうか
最後に
日帰りバスツアーで行く「海鮮浜焼き食べ放題と鴨川シーワールド」の体験レポをお届けしました。
今回のバスツアー料金は9,480円で、浜焼き3,300円と鴨シー入場料3,000円が込みだと考えると結構お値打ちなのではないかと思いました。
同じ内容で、平日なら7,970円ですから、さらにお得ですね。
バスツアーは人気スポットを効率的かつお得に周れるようツアー会社が知恵を絞って企画してくれていますので、参加者は気軽に充実した日帰りレジャーを楽しめるのがありがたいです。
休日の過ごし方に迷ったら、バスツアーを選択肢のひとつに加えてみてはいかがでしょうか。
お読みいただきありがとうございました。
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