こんにちは、旅好き会社員はんぺんです
日本の代表的な温泉地「熱海」。
近年は若者にも人気が出てきてオシャレなスイーツ店や映えスポットなどが続々とオープンするなど活気が戻ってきている印象です。
このたび、進化し続ける熱海の総合リゾート施設ACAO SPA & RESORTの一部でもある「ホテル ニュー アカオ」に宿泊してきたので、その魅了をたくさんの写真と共にお伝えします。
ホテル ニュー アカオ 基本情報
「ホテル ニュー アカオ(旧 熱海温泉 ホテルニューアカオ ロイヤルウイング)」は、熱海で人気の観光スポット「ACAO FOREST」や、「ACAO BEACH」と隣接するリゾートホテル。
1973年に開業し、長年にわたり熱海のシンボルとして営業してきた「ホテルニューアカオ 本館」は2021年に宿泊営業を終了していますが、1994年に増築された新館「ロイヤルウイング」が「HOTEL ACAO」と名称を変えて営業。
その後、2022年12月16日にHOTEL ACAOが「ホテル ニュー アカオ」に名称変更されました
全室オーシャンビューの客室と絶景温泉が自慢のラグジュアリーなリゾートホテル。現代アート作品のイベントや若手アーティストの支援などを通じた地域活性化に力をいれているのも特徴です。
写真の左上が「熱海城」、右側の建物が「HOTEL ACAO(ホテルアカオ)」です。
ホテル ニュー アカオ オススメポイント
- 相模湾を望む絶景を客室・温泉・レストランで満喫できる
- 客室は2021年に改装されていて綺麗
- 喧騒から離れてゆったり過ごせる
- 「美肌の湯」海と一体化したようなインフィニティ露天風呂
- 地元静岡の食材を用いたグルメも充実
- 人気のアカオフォレストやアカオビーチへの送迎あり
- ホテルスタッフの対応が皆さん素晴らしい!
ホテル ニュー アカオ アクセス・送迎バス
熱海へは東京から新幹線で約50分。
JR熱海駅からホテルまでは送迎バスが便利です。
熱海駅を出たら右方向に進み、商店街入口を横目にぐるっと半周しマクドナルドとファミリーマートの看板が見えたら、そこがホテルアカオ行きの送迎バス乗り場です。
JR熱海駅は出口がひとつなので、迷わず行けると思います。
ホテルまでの乗車時間は約10分です。
・路線バスを利用する場合
JR熱海駅より東海バス6番乗り場 網代方面『網代旭町』『弘法滝』行き(東海バス)に乗り、「錦ヶ浦」バス停で下車。
・周遊バス「湯~遊~バス」を利用する場合
JR熱海駅より東海バス0番乗り場より乗車、「錦ヶ浦」バス停で下車。
錦ヶ浦バス停からホテルまでは徒歩1分ほどです。
ホテル ニュー アカオ 外観・エントランス
ホテルアカオは熱海でも特に絶景の錦ヶ浦エリアにあり、相模湾を眼下に望む70万平米の広大な敷地を有するホテルです。
エントランスに入ると、アーティスティックな空間が広がっています。
個性的な巨大クジラがお出迎え。
ホテルアカオのシンボル的なアートのようで、ルームキーにもこちらの絵があしらわれていました。
チェックインは2階のラウンジで手続きします。
広い敷地なので迷子になりそうですが、ホテルスタッフが案内してくれるので大丈夫。
2階のラウンジへと続く廊下にも、アート作品が展示されています。
気に入った作品は購入も可能だそうです。
螺旋階段の横など、あらゆる場所にアート作品が。
ホテル内のショップの角を曲がった先の「ロイヤルラウンジ」がチェックイン場所です。
ホテルアカオ チェックイン
ホテルアカオのチェックインは16:00〜。
少し早く到着しましたが普通にチェックイン対応していただけました。
ロイヤルラウンジでは、チェックイン開始の16時に併せて、ピアノの生演奏が始まります。
これだけで非日常感がありますね。
チェックインの際にウェルカムドリンクなどはありません。
素晴らしい眺望!
伊豆ジオパークの上に位置しており、他に類を見ない特別感のある景色です。
ホテル ニュー アカオ 客室内の詳細
早速お部屋へ向かいましょう。
客室階の廊下はシックな色合いです。
今回、宿泊したのは「スーペリアツインルーム」、4階の412号室。
ホテルアカオの客室は全4タイプです。
・プレデンシャルスイート
・スーペリアツインルーム
・スーペリアダブルルーム
・ドックフレンドリールーム
ホテルアカオは、全てのお部屋がオーシャンビューです。
また2021年の改装時に、愛犬とも一緒に楽しめる「ドッグフレンドリールーム」が登場しました。
愛犬と一緒に旅行したいという方にはかなり嬉しいサービスなのではないでしょうか。
客室からの眺望・ベッド・ディスク周り
2021 年に改装されたお部屋は、明るくて清潔感のある空間。
広さは40 ㎡と充分なゆとりがあります。
窓際のテーブル&ソファ。
ピンク生地の椅子やクッションの柄がオシャレで座りごごちも良かったです。
何より、この絶景が素晴らしい!
大自然が織りなす地形を活かして建てられているのがよくわかります。
遠くには初島や伊豆大島も見ることができます。
テーブルの上にはお花と、手書きのお手紙が置かれていました。
こういうちょっとした心配りは嬉しいですね。
2日はお花がひまわりに変わっていました。
このお花、お部屋だけでなくエレベーター前にも飾ってあり、ちゃんと同じお花で統一されています。
ベッドサイズは幅120cm× 長さ205cm。
ゆっくり休むことができました。
室内のアートもエントランス同様のクジラモチーフで統一されています。
デスク周り。
シンプルでスッキリしています。
引き出しは4段あり、連泊でも荷物をしっかり収納できます。
クローゼット・館内着
クローゼットは右側の扉が開ききらず・・・壊れてたみたいです。あまり影響なかったのでそのまま使用しましたが、チェックアウトの時にお伝えすれば良かったと今になって思い出しました(⌒-⌒; )
スリッパとセイフティボックス、消臭スプレーはこちらにあります。
ハンガーが6本しかないので冬場だと足りなくなりそう。
スーツケース置き場の下の引き出しに、室内着が収納されていました。
室内着はセパレートタイプでサイズはフリーのみ。
なお、室内着はお部屋のみ利用可なので、大浴場やレストランなどへは着て行かないように注意しましょう。
スリッパは、大浴場と貸切風呂なら利用できます。
カフェスペース
客室にはミネラルウォーター4本(330ml)のほか、コーヒーや紅茶が飲めるカプセル式コーヒー&ティーマシンが完備されています。
カプセルは全6種類、上島珈琲や京都宇治の老舗「辻利」の抹茶入り煎茶などもあり、全て無料です。
カプセル式コーヒーマシンは手軽で美味しいからホテルにあると嬉しいですよね。
お茶菓子はACAO SPA & RESORTのオリジナル商品でした。
手広いですね〜。
早速、お茶と一緒にお菓子をいただきました。
ほっこりした見た目の通り優しい甘さで食べやすく、サイズ感もちょうど良かったです。
カウンターの下には冷蔵庫とアイスペール、ティファールの湯沸かし器が入っていました。
冷蔵庫の中には有料のドリンクがある程度入っています。こういう場合、全てのドリンクが1本づつなのは何でなんでしょうね。ビールとか、同じ銘柄を2本入れておいてほしいと個人的には思います。
なお、ホテル内のショップでもドリンクの価格はルームバーと同じでした。
水回り
シャワールームはバスタブ付き。
温泉の大浴場があるので使用しないと思いますが、1坪タイプで充分な広さです。
トイレもシンプルですが、ウォシュレット付き。
洗面カウンターは広めでした。
鏡が大きいのが嬉しい。
ドライヤーはお馴染みのパナソニック。
体重計はクローゼットの中ではなく、水回りエリアの通路端に置いてありました。
アメニティ
アメニティーは必要十分なラインナップ。
・歯ブラシ
・髪ゴム、綿棒、コットン
・ボディータオル
・ブラシ
・シェーバー
・シャンプー、リンス、ボディーソープ
・雪肌精の基礎化粧品
利用用途がわかりませんがタイマーウォッチが置いてありました。
雪肌精は、クレンジング・洗顔フォーム・化粧水・乳液の4種セット。
念のため大浴場に持参しましたが、大浴場にもクレンジング等は完備されていました。
シャンプー・リンス・ボディソープのセットはポーラ製。
基礎化粧品同様、大浴場にいくなら不要ですが、室内のシャワールームを使う場合に利用するために備えていると思われます。
あとは、「アカオビーチ&プール」に行く場合、シャワー室にはアメニティが一切ないのでこれらを持参すると良さそうです。
製氷機・ランドリー
共用部分にある製氷機とコインランドリー。
氷が必要な場合は、お部屋にあるアイスペールを持っていきましょう。宿泊した4階に設定されていたので、滞在中何度か利用させていただきました。
コインランドリーは無料のようでした。海やプールで遊ぶ方は水着の洗濯などしたいでしょうから便利ですね。
ホテル ニュー アカオ 2つの大浴場
ホテルアカオには、2つの大浴場と展望貸切風呂があります。
展望貸切風呂はホテル最上階にあり湯船から相模灘が一望できるようですが、完全予約製で1回60分5,500円。
大浴場だけでも充分素晴らしい景色を満喫できますよ!
大浴場 彩海(さいかい)
宿泊棟の3階にあり、行きやすいのがこちらの大浴場。内湯と露天風呂があります。
営業時間:16:00〜23:00
エレベーターを降りて案内看板に従って進みます。
古民家風の入口。
こちらのお風呂は檜風呂です。
手前が女湯、正面が男湯です。
上記写真の右側中央あたりに、湯上がりドリンク(水・茶)のサーバーがありました。
脱衣所にはお水がないので注意。
大浴場棟スパリウム ニシキ
大浴場等にあるスパリウムニシキはインフィニティの「海へ続く湯舟」と「断崖の段々湯」があり、午前午後で男女入れ替えとなります。
太平洋が一部できる、絶景の大浴場です。
時間:5:00~11:00/14:00~24:00
宿泊棟に隣接する大浴場棟までがそこそこ遠いです。
まずは1階まで降りて、エントランスから続く通路を奥へ奥へと進みます。
こちらの壁面にもさまざまなアート作品が飾られていました。
この先の階段を降りるとエレベーターがあるので、地下1階へ降りて行きます。
エレベーターを降りて突き当たりまで進むと、左側はギャラリーになっていました。
右側が「スパリウムニシキ」へ続く通路です。
途中にあるベンチ。
こちらからは伊豆ジオパークの絶景が見られます。
時間があれば、ここで風光明媚な大自然の景色を楽しんでください。
スパリウムニシキに到着です。
4階の客室からここまで4~5分位かかりました。
女性は、午前が「断崖の段々湯」午後が「海へ続く湯舟」です。
「断崖の段々湯」は、段々畑のように3つの湯船を段違いに並べることで、前に座る方の頭や体が視界に入りにくく設計されたお風呂。
「海へ続く湯舟」は、自分の浸かる湯船の水面と海面の境が無くなるインフィニティデザインを採用し、海に浸かっている感覚のお風呂です。
どちらも素晴らしいですが、やはりインフィニティ露天風呂はものすごく気持ちがよかったです。
こんな素晴らしい景色を見ながら、熱海の「美肌の湯」を満喫できるなんて嬉しい限りです。
露天風呂はもちろんですが、内風呂からの景色も美しいですよ。
サウナも備わっているので、サウナーも満足できる大浴場なのではないでしょうか。
最後に
ACAO SPA & RESORTは創業60年余りの静岡県熱海市に根差す統合型リゾート。
古い歴史がありながら、常に進化し続けて新しい熱海の魅力を発信しています。
そんなACAO SPA & RESORTが手がける「ホテル ニュー アカオ」もまた、「新しさ」と「古き良き」が融合したような素敵なホテルだと感じました。
お食事も素晴らしかったのですが、長くなるのでレストラン編は別記事でまとめています。
また、ホテルスタッフの対応の良さも印象的で、皆さん本当に親切だし気が効くし、とても感じがよかったです。
機会があれば、ぜひ再訪したいホテルです。
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ホテル ニュー アカオ 施設概要
所在地 | 〒413-0033 静岡県熱海市熱海1993-65 |
電話 | 0557-83-6161(代) |
アクセス | 【電車】JR「熱海駅」より無料送迎バスで約10分 【車】沼津・厚木・御殿場各ICより約1時間 |
駐車場 | 150台あり 1,000円/1泊 |
公式サイト | https://www.acao.jp/hotel-acao/ |
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