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こんにちは、旅好き会社員はんぺんです
札幌の狸小路沿いに建つ「狸の湯 ドーミーイン札幌アネックス」に2泊してきました。
狸の湯ドーミーイン札幌ANNEXは、街の中心部に近く、近隣にショッピング施設や観光地、レストラン・バーなどが多くあります。
公共交通機関での移動もしやすい立地なので、ビジネス利用だけでなく観光の拠点としても便利なロケーション抜群のホテルです。
この記事では、ドーミーイン札幌ANNEXのホテルステイ詳細を沢山の写真とともに紹介しています。ぜひ旅の参考にご覧ください。
ドーミーインホテルの特徴・おすすめポイント
「ドーミーイン」は、共立メンテナンスが展開するビジネスホテルで、日本全国に95棟もあります(2024年6月時点)。
個人的に共立メンテナンスが運営するホテルや旅館が大好きで、ドーミーインもよく利用しています。
お手頃な価格なのに大浴場やサウナが付いていて、ちょっとしたサービスが充実している点などが気に入っています
ドーミーインPREMIUM札幌と札幌ANNEXを比較!どっちがいい?
札幌エリアにはドーミーインホテルが2棟あり、狸小路商店街を挟んで向かい合わせに建っています。そのためどちらに泊まってもアクセスや利便性はほぼ同じと言えます。
では、どちらに泊まるべきか?
私も迷いましたので違いを調べてみました
ドーミーイン札幌のプレミアムとアネックスの違い
公式サイトにはドーミーインPREMIUMシリーズのコンセプトとして“ご出張のお客様が、「次は家族を連れて来よう」と思って頂けるビジネスホテルでありたいと、空間の設えや、アメニティなど、観光でも楽しめるよう演出しています”と記載があります。
一方、ANNEXのコンセプトは書かれていないため、文字通り「別館、新館」の位置付けと推測します。
つまり、どちらかのグレードが高いとか利用対象者を分けているというわけではなく、本館と別館の関係に近い位置付けということのようです。
それなら、どちらのドーミーインに泊まっても大きな違いは無さそうです。
項目 | ドーミーインPREMIUM札幌 | ドーミーイン札幌ANNEX |
---|---|---|
開業年 | 2002年2月 | 2005年2月、2016年リニューアル |
客室 | 168室 シングルからデラックスツインまで幅広い | 134室 ダブル、ツインが多い |
大浴場 | 男湯:高温サウナ、水風呂、内湯、半露天(つぼ風呂、ひのき風呂) 女湯:内湯、半露天(岩風呂) | 男性浴場:内風呂、露天風呂、水風呂、ドライサウナ 女性浴場:内風呂(あつ湯、ぬる湯)、水風呂、ドライサウナ |
レストラン | あり | なし(プレミアム札幌のレストランを利用) |
客室の特徴や大浴場に少し差がありますが、大浴場は湯めぐり(両方のホテルの大浴場を行き来)も可能です。
一番の違いはレストランの有無。ANNEXの朝食付プランはPREMIUMのレストランを利用することになります。
宿泊料金
料金を具体的に比較してみました。
繁忙期や連休を避けた普通の土日に1泊2日でドーミーインスタンダードプラン(朝食付)に宿泊する仮定で検索しました。
項目 | ドーミーインPREMIUM札幌 | ドーミーイン札幌ANNEX |
---|---|---|
2名1室 1人あたり | ラージツイン(27.4m²) 22,800円 | デラックスツイン(24.8m²) 21,800円 |
1名1室 | シングルルーム(15.4m²) 24,800円 | ツインルーム(13m²~) 21,000円 |
なお、最安値(素泊まり)はプレミアムが8,670円、アネックスが8,010円。金額的な差もあまり大きく無いことがわかりました。ANNEXはレストランが無い不便さが少し価格に反映されている印象です。
ホテル間移動が面倒ならPREMIUM、少しでも宿泊料金を抑えたければANNEXが良さそうです
ドーミーイン札幌アネックス宿泊体験記
今回はPREMIUMのツインルームに空きがなかったこともあり、ANNEXのデラックスツインに宿泊しました。ここからは、実際のホテルステイ詳細をレポートします。
ドーミーイン札幌ANNEXの特徴:利便性は抜群
札幌の主要エリアのど真ん中に建つドーミーイン札幌ANNEXは、ロケーションが良いのでビジネスにも観光にも便利。例えば、大通公園までは徒歩6分、札幌市時計台までは徒歩10分です。
狸小路というアーケードのある商店街に立地しているので天候が悪くても傘なしで移動ができます。
札幌駅から地下道を通って狸小路に出ることもできますし、地下鉄を利用すれば狸小路4丁目出口から徒歩約3分とアクセスは良好。近隣にはデパートやお土産店もたくさんあるのでお買い物にも便利で、飲食店も非常に豊富な場所です。
住所 | 〒060-0063北海道札幌市中央区南3条西6丁目10-6 |
電話 | 011-232-0011 |
客室数 | 134室 |
滞在時間 | チェックイン15:00/チェックアウト11:00 |
共用施設 | 大浴場、サウナ、禁煙ルーム、自動販売機、コインランドリー |
公式サイト | https://dormy-hotels.com/dormyinn/hotels/sapporo_ax/ |
ドーミーイン札幌ANNEXへのアクセス
電車で行く場合は、地下鉄南北線の「大通駅」または「すすきの駅」から徒歩3分、路面電車の「狸小路」停留所も利用できます。「札幌駅」からも徒歩約20分の距離です。
駐車場は隣の区画に28台分ありますが先着順とのこと。利用料は1泊1,800円です。
ドーミーイン札幌ANNEXの外観
木の温もりを感じる外観。鹿や熊などの北の大地に住む動物のモチーフがあしらわれています。
エントランス・ロビー
ホテル内も木目やタイル風の装飾など落ち着きのある明るい茶系に統一されています。
入って右側のロビーにはゆったりしたソファーが置かれ、無料で利用できるコーヒーメーカーが設定されていました。
コーヒーマシンの裏手には自動販売機コーナー、その奥は喫煙ルームになっています。
チェックイン
チェックインは15:00〜。少し早めに到着しましたがすぐに手続きができました。
ゴールデンウィークでしたが、チェックインもチェックアウトもそれほど混み合うことなくスムーズに対応していただけました。
アメニティ
共立リゾートは、SDGs達成に向けた取り組みの一環としてアメニティの提供方法を変更し、歯ブラシやヘアブラシなどのアメニティーは客室に設置せず、ロビー横にあるアメニティボックスの中から必要なアイテムだけお部屋に持参するようになっています。
用意されていたアメニティは、歯ブラシ・カミソリ・ヘアブラシ・綿棒とシンプル。なお、女性の大浴場にはヘアゴムとシャワーキャップが用意されています。
エレベーター・廊下
エレベータは2基、定員8名程度の普通サイズです。
利用時は、それほど長く待つことはありませんでしたが、134室あるので常時同乗者がいる感じではありました。
宿泊階のエレベーターホール。こちらも茶系に統一された落ち着いた温かみのある雰囲気です。
廊下も同様に統一感のある内装です。
自動販売機・電子レンジ・喫煙所
ホテルの1F、4F、7Fに自動販売機と液晶TV付喫煙ブースの用意があります。
自動販売機にはアルコールもあり、サッポロクラシック270円、氷結180円、ブラックニッカハイボールが200円でした。ソフトドリンクは、いろはす120円、ポカリスエット170円など。
製氷機と電子レンジもあるので、食事をお弁当などで済ませたい場合には便利です。使い捨てのスープとフォーク、割り箸まで用意されているのも嬉しい心遣いです。
ドーミーイン札幌ANNEXの部屋タイプ
お部屋は13〜14㎡のダブルルーム(主に1名用)の他、18㎡のツインルームと24~27㎡のデラックスツインルーム(主に2名用)がメインです。
全室に液晶テレビ・ウォッシュトイレ・インターネット・個別空調・イオンドライヤー・冷蔵庫・加湿器付空気清浄機完備、もちろんWi-fiも利用できます。
デラックスツインルームの客室詳細
今回宿泊したのは、デラックスツインルーム。7階の746号室です。
玄関・クローゼット
玄関ドアを開けるとすぐ左側にオープンクローゼットがあります。
ハンガーの数は6本、2名利用なので最低限の本数といった感じです(館内着が掛かっているハンガーを除く)。
クローゼットの下にはバスタオル&フェイスタオル、ランドリーバックが置かれています。
壁面にはスリッパと靴べら。
館内はもちろん、隣のPUREMIUN館へ食事等に行く際もスリッパでOKです。
洗面カウンター・冷蔵庫
玄関の逆側、クローゼットの向かいは洗面カウンター。
備品はうがい用のコップとハンドソープ、ドライヤーのみとシンプルです。
ドライヤーはPanasonicのionity。ナノイードライヤーの中でも安価なタイプですね。
洗面カウンターの下が冷蔵庫。
ウエルカムスイーツのゼリーとドーミーインオリジナルのミニペットボトル(水)が入っています。
ゼリーは季節のフルーツで、今回はあまおう苺ゼリーでした。
甘すぎず、さっぱりしていて食べやすかったです。
冷蔵庫の隣の棚にはマグカップと緑茶の粉末、電気ケトルが置かれていました。
ベッドルーム・リビング
玄関奥の引き戸を開けると居室エリアになります。
室内も木のぬくもり感じる温かみのある空間です。
程よく空間もあり狭ぜましい感じはしませんが、札幌すすきのの中心部なので眺望はありません。
右側の扉奥がトイレとシャワールームになっています。
ここにトイレがあるのが、この部屋タイプの唯一のネックだと感じました。
サータ社製ベッドは120×195㎝とサイズも十分。
ソロテックスキルト立体枕と羽毛布団で良く眠れました。
ベットサイドにはエアコンや照明のコントローラーの他、電源コンセントとUSBポートが備え付けられています。寝ながらスマホの充電などが出来るのでありがたいです。
2つのベッドの中央にあるサイドテーブルには、デジタル時計とティッシュボックスが置かれています。
1人がけソファーチェア2脚と丸テーブル。
テーブルは少し小さめなので、室内で食事をとりたい場合はスペースを考慮しておく必要がありそうです。
PC等を使って仕事や作業をしたい場合は、TV台の横がデスクスペースになっています。
今回は、テーブルにはワインを置く程度の利用だったのでテーブルは小さくても全く問題ありませんでした。
なお、客室にはワインオープナーは置いてありませんがフロントで借りることができました。古風なタイプですが、オープナーは飛行機に持ち込めないのでお借りできて助かりました。
デスクカウンターの端には液晶テレビ。
このテレビで大浴場や朝食会場の混雑状況などを確認することができます。
下の棚はセイフティーボックスをど真ん中に贅沢に設置していますが、左右の余白に引き出しなどあれば便利なのにと思いました。あとセイフティボックスが壊れかけていたのか、開け閉めが非常に固かったです。
一番下の空間は小物などの置き場に使えます。
折りたたみのバゲッジベンチと空気清浄機もありました。
シャワールーム・トイレ
ベットルームに隣接するウォシュレット付きトイレ。
手洗いボールがついているのにハンドタオルがないのは改善してほしいポイントです。
また、居室との境になる引き戸の下に空間があるので少し気になりました。
トイレの横にはシャワールームがあり、シャンプー・リンス・ボディソープも準備されています。
大浴場があるので利用しませんでしたが、時間がないときやさっと汗を流したい時などに便利かもしれません。
ナイトウェア(館内着)
ドーミーインのナイトウエアはセパレートタイプなのが嬉しいです。
この館内着のまま、大浴場やレストランを利用することができます。
ドーミーイン札幌アネックスの大浴場(狸の湯)
湯治場の雰囲気を楽しめる大浴場「狸の湯」。
男湯は1階のエレベータ横に、女湯は2階の客室エリア奥にあります。
男女ともに、大浴場・ドライサウナ・水風呂があり、男湯にだけ露天風呂もあるそうです。
ビジネスホテルなので特に平日は男性の方が多いのでしょうね。
女湯は露天風呂がない分、内風呂はあつ湯とぬる湯の2種類がありました。
ゴールデンウィーク期間でしたが、女湯は夜も朝も混み合うことなく快適でした。
大浴場の利用時間
15:00〜翌朝10:00(サウナのみ1:00〜5:00利用休止)
脱衣所に、コインランドリーが設置されていました。
なお、お隣のPUREMIUM館の大浴場も利用できますので、お風呂好きの方は2カ所の湯めぐりを楽しむのも良いかもしれません。
ドーミーイン札幌アネックスの無料サービス
共立リゾートの運営する施設は、無料サービスが充実しているのも特徴のひとつ。
ホテルからのちょっとしたおもてなしに癒されます。
特に「夜鳴きそば」は大人気のサービスですので宿泊した際にはぜひ味わってみてくださいね
湯上がりサービス
湯上がりサービスは午前・午後で異なります。
1階の大浴場(男湯)前に置かれているので、女性の方は見落とさないようにチェックしてください。
夕方のサービスは「アイスキャンディー」。レモンソーダ・メロンソーダ・ソーダ・コーラのアイスキャンディー、HERSHY’Sのチョコバニラもなか、チョコレートアイスバーが用意されています。
アイスキャンディーの提供時間
15:00〜翌朝1:00
朝のサービスは「乳酸菌飲料ピルクル」。
なつかしい味わいで朝にピッタリです。
乳酸菌飲料の提供時間
早朝5:00〜10:00
夜鳴きそば(PREMIUM館で提供)
大人気の夜鳴きそばは、PUREMIUM館1階のレストラン「北の台所」で提供されます。
ANNEX館からは、館内着&スリッパでも移動OKです。
さっぱりとした醤油ラーメンはハーフサイズなので夜食にちょうどよいです。
具材は、メンマ・長ネギ・青さのり。飲んだあとの胃に染みる美味しさ。
ドーミーインに泊まったなら必食の一品です!
夜鳴きそばの提供時間
21:30〜23:00
コーヒーサービス
ロビーにおかれたコーヒーマシンは、宿泊者なら自由に利用できます。
抽出できるのはブレンドとアメリカンのみ、ミルクと砂糖も用意されています。
提供時間は15:00〜23:00と記載されていますが、実際は朝も昼も使えました。
コーヒーの提供時間
15:00〜23:00
朝食ビュッフェは海鮮食べ放題が人気
朝食会場もPUREMIUM館のレストラン「北の台所」です。
全国のドーミーインチェーン共通の和洋セミバイキング、小鉢横丁と出来たての卵料理に加え、地域ごとの特色を出した「ご当地逸品料理」を楽しめます。
朝食の和洋バイキング概要・メニュー
定番のサラダビュッフェから始まり、パイナップルやキウイフルーツなどのフレッシュフルーツ、一口サイズのケーキやわらび餅などのスイーツも充実しています。
パンはミニフランス、クロワッサン、デニッシュパンの3種類。トースターもありました。
味めぐり小鉢横丁は、厚焼き卵やほうれん草と湯葉の煮浸し、めかぶとろろなど、カラダに優しいお惣菜が一口分ずつ小鉢に取り分けられています。
ご当地食材は海の幸たっぷり「豪快海鮮丼」。
この日は、サーモン・ほたて・いくら・ねぎとろ・ニシンが用意されていて、酢飯または白米に好きな具材を好きなだけ乗せて自分だけの海鮮丼が作れます。
他にも、ホタテ片貝炙り焼きやスープカレー、ジンギスカンなど北海道を代表する名物がずらりと並ぶ豪華な朝食バイキングです。
もちろん、目の前で作ってくれるオムレツや目玉焼きなどもありますよ。
朝食ビュッフェで美味しかったもの
初日にいただいたメニューがこちら。
- 海鮮丼(いくら特盛)
- 海老のつみれ汁
- エビフライ、野菜フリット
- 帆立とつぶ貝の炙り焼き
- 味めぐり小鉢横丁(ホタルイカ、めかぶとろろ、温泉卵、からし菜和え)
- フルーツ(苺、パイナップル)
- オレンジジュース
共立リゾートの朝食といえば、いくら取り放題が有名なので溢れるほどたっぷり乗せた海鮮丼を作りました。いくらは漬けなので醤油をかけすぎると塩辛くなるのでご注意ください。
海老フライがプリッとカラッとしていて意外と(?)味しかったですし、小鉢も色々楽しめて大満足でした。朝食バイキングで苺があるのも嬉しいですね。
2日目にいただいたのはこちらの品々です。ご当地メニューを中心にいただきました。
- 海鮮丼(ねぎとろ多め)
- ジンギスカン
- スープカレーのルウと野菜
- ローストビーフサラダ
- 温泉卵
- 漬物盛合わせ
- たまごプリン
- 北海道牛乳
海鮮丼のねぎとろが美味しかったので2日目は多めに盛ってみました。
ジンギスカンは臭みがなく甘めの優しい味で、キャベツなどの野菜とも相性抜群!
サラダコーナーにはローストビーフやハム、チーズなどもあるのでお好みのサラダにアレンジできます。
たまごプリンが絶品でした!おすすめです
最後に
すすきの駅・大通り駅から徒歩5分とアクセス良好な「狸の湯 ドーミーイン札幌ANNEX」は、快適な客室と夜通し入れる男女別大浴場が完備されたワンランク上のビジネスホテルでした。
比較的新しいホテルなので清潔で綺麗ですし、広めの客室でゆっくりくつろぐことができ、大浴場にはサウナもあるので旅行や出張の疲れも癒されます。
大人気の朝食の和洋バイキングは北海道名物をはじめとした充実の内容ですので、宿泊するなら朝食付きプランがおすすめです!
今回は北海道旅行の拠点として利用しましたが、公共交通機関を利用した移動が便利なうえに徒歩圏内に札幌テレビ塔や時計台などの観光名所もあり、ご当地の名物を扱う飲食店や夜パフェが人気のBAR、ショッピングなど、何をするにも本当に便利でした。
やっぱりホテルの立地は旅行のクオリティに大きく影響すると実感しています。
あなたもぜひ「狸の湯 ドーミーイン札幌ANNEX」を拠点にして、北海道の観光やグルメを満喫してくださいね。良い旅になりますように!
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