こんにちは、旅好き会社員はんぺんです
人気の温泉地、熱海にある「HOTEL ACAO(ホテル アカオ)」宿泊記のレストラン編です。
旅行におけるお食事は、満足度を左右する大きな要素の一つ!ですよね。
この記事では、「ホテルアカオ」の朝食プランとレストラン情報を詳しくご紹介しますので、これから宿泊予定の方や宿泊を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
※2022年12月16日に「ホテルニューアカオ」に名前を変更したようです
HOTEL ACAO(ホテルアカオ)の朝食
ホテルアカオの朝食付き宿泊プランでは、和食か洋食のセットメニューが選べます。
どちらも地産地消の食材にこだわり、一皿ずつ丁寧に仕上げられたお料理です。
このご時世なので、バイキングではなく席まで届けてもらえるスタイルは嬉しいですね。
2泊して、和・洋 両方の朝食をいただいたので順番にご紹介します
朝食会場は建物3階にあるフレンチレストラン「ボヌール」。
相模湾に迫り出したように広がる一面ガラス張りの空間からは、朝陽にきらめく大海原を見渡せ、贅沢な時間を過ごすことができます。
この日はあいにくの雨で視界が悪かったです。残念。
洋食セット
まずは、洋朝食から。
席について最初に出てくるのが4種類のドリンク。
健康的な1日のスタートにぴったりの「目覚めの1杯」です。
- フレーバービネガー
- ヨーグルトフルーツスムージー
- 丹那牛乳
- 寿太郎みかんジュース
寿太郎みかんジュースは、静岡県東部を代表する「西浦みかん」の中でも糖度の高さ、酸味と甘みのバランス、濃厚な風味が自慢の品種である「寿太郎温州」を使用したジュース。
収穫してから1〜2ヶ月貯蔵庫で熟成させ、甘さを最大限に引き出しているそうです。
続いて、メインプレートとパン。
- サラダコートダジュール
- クロワッサン
クロワッサンにはバターやジャムはあえて添えていないとのこと。
お好みでメインディッシュの生ハムや卵をつけて食べるのがオススメだそう。
何もつけなくても、サクサクで美味しいクロワッサンでした。
サラダコートダジュールは見た目も華やかで食欲をそそります。
生ハム・半熟卵・トマトやブロッコリーなどの13種類の野菜・モッツアレラ・モルネソース・シェリービネガードレッシング。
ヘルシーサラダのつもりで食べていたら…
なんと!
野菜の下にハンバーグのような肉料理が敷き詰められていました
だいぶ食べてから気づいたのでお肉部分の写真は撮りませんでしたが、見た目よりボリュームがあるメインプレートでした。
使用している卵は、富士山の西麗に広がる「朝霧高原の卵」。
飼育している鶏にバナジウムを豊富に含んだ富士山伏流水を与え、1ケージごとの飼育数を減らしたストレスのない環境で高品質な卵を生産しているそうです。
どれも選りすぐりの地元食材にこだわったお料理です。
最後はデザートと、コーヒーです。
- 色々ドライフルーツとシュクルリ
- コーヒーまたは紅茶
デザートの「シュクルリ」って何?と思って調べたら「フランス語で砂糖菓子の意」でした。
こちらの「シュクルリ」は、ババロアとかパンナコッタと同類のクリーミーなデザート。
個人的にはドライフルーツはイマイチかなと思いましたが、朝から色々な食材を食べられてご満悦です!
和食セット
2日目の朝は和食にしました。
席についたら「ご飯をお粥にすることも可能」言われたので、お粥にしていただきました。
お米は山形県産つや姫。
お味噌汁は、とろろ昆布と海藻などが入っていて、お出汁の効いた旨味あふれる一杯でした。
朱塗り箱のメニュー。
こちらも、地元産の食材をふんだんに使用しています。
- 秋津産しらす
- 地場野菜の胡麻和え
- 静岡美味鳥とナスの揚げ浸し
- 鉢鮪の漬け
- 紀州南高梅 完熟梅干し
静岡県秋津市はしらすの名産地。
水質の良いこの地域で水揚げされるしらすは栄養価が高いそうです。
漁港や港も近いので鮮度も抜群です。
続いて、角皿とサラダ。
- 朝霧高原の卵で焼いた玉子焼き
- 小田原 鈴廣のかまぼこ 山葵漬け
- 三島産野菜のグリーンサラダ
朝霧高原の玉子は洋食でも使用されていた静岡県産の高品質な卵。
三島野菜も地産で、標高50メートル以上の立地と、恵まれた気候のもと栽培される、三島市佐野・山田地域で撮れる野菜です。
メインは「朝の逸品」と名付けられたアジの干物です。
- 小田原老舗 半兵衛の本日の干物
小田原港の近くにある、老舗の干物専門店「半兵衛」の品で、近海で水揚げされた良質な魚を手開き加工し、塩のみで味付け。
余計なものは一切使用せず、素材本来の旨味を最大限引き出しています。
手のひらより大きいビックサイズで、ふっくらとした身がたっぷり。
塩加減も絶妙で逸品の名に偽りなしの美味しさでした。
最後のデザートは写真を撮り忘れてしまいました!
- 北海道牛乳で作ったプリン
実際は、牛乳で作った「抹茶プリン」でした。
地産にこだわるのに牛乳は北海道産なの??と思ったけど、抹茶が静岡県産なのかもしれません。スタッフさんに聞きそびれたので真実は不明ですが ^^;
かなり濃厚な味わいで、食べ応えがありました。ご馳走様でした!
HOTEL ACAO のレストラン・ショップ情報
ホテルアカオのレストランについてまとめます。
ホテル内にはレストランが2軒、ラウンジ&バーが1軒、ショップが1軒あり、ルームサービスでも軽食をオーダーできます。
- フレンチレストラン「ボヌール」
- 日本料理「舞扇」
- カフェ&バー「ロイヤルラウンジ」
- ホテル内ショップ「エール」
- インルームダイニング(ルームサービス)
フレンチレストラン「ボヌール」
メインレストランであり、朝食会場にもなっている「ボヌール」。
フランス語で「幸福」の意味を持つレストランで、温暖な気候と、静岡県の食材をふんだんに使用した本格的なフレンチをいただくことができます。
ランチタイムは、伊勢海老のパスタなどランチ限定メニューのほか、パンケーキなどのスイーツメニューもあります。
ディナーはコースのみで、アラカルトメニューはありません。
日本料理「舞扇」
日本料理「舞扇」では、近海で採れた魚介類をはじめ、熱海の大自然が育んだ食材、旬野菜をふんだんに使ったお料理をいただくことができます。
入口をくぐると和風モダンな廊下が続いています。
座席は明るく、落ち着いた雰囲気のレストラン。
大きな窓からはもちろん相模湾の絶景が楽しめます。
半個室もあるようです。
舞扇も、昼はランチ限定メニューのみ、ディナーはコースのみでアラカルトは選べません。
ランチタイムにお邪魔したので、レポートします
ランチメニューは、鮑や金目鯛など伊豆の彷彿とさせる食材を使ったランチ限定御膳「海宝×山恵あかお御膳」などが人気です。
注文を終えると、小鉢3品が提供されました。
これ、メニューに書いてなかったのですが全てのランチについているようです。
地魚の南蛮風、海苔入りだし巻き卵、タコの煮物、上品なお味でした。
私が注文したのは「すだちそば(温) 1,650円」。
メニューに「天ぷらがつきます」とそっけなく書いてありましたが、豪華な天盛りが届いてびっくりしました!
すだちそばは温かい/冷たいが選べ、すだちうどんにすることもできます。
すだちをふんだんに使っていて、見た目も味も爽やかなお蕎麦です。
酸味を考慮してか、つゆはしっかりとした甘めの味付け。
朝食のお味噌汁同様、お出汁がすごく効いていました。
季節の天ぷら。
なんと大きな海老天が2本も!
ほかに椎茸、オクラ、ベビーコーンなどボリュームがあります。
空腹ではなかったのですが、サクッと軽く上がっていてペロリと完食してしまいました。
連れがオーダーした「鯵丼&しらす丼 静岡食べ比べセット」は2,200円。
こちらにも、もちろん小鉢3種がついていました。
静岡県の特産鮮魚を贅沢にのせた小ぶりの丼が2種類セットになっています。
この具が本当にたっぷりで、美味しそうでした。
出汁がついているので後半はお茶漬け風にアレンジするのがおすすめです。
こちらもメニューに記載がなかったのですが、デザートがついていました。
天の川をイメージした夏らしい2層の羊羹でした。
軽くお蕎麦だけいただくつもりが、思わぬ豪華さに少しびっくりしました。
お値段少し高めの印象でしたが、これだけの内容ならむしろお安いのでは?と思います。
大満足のランチでした。
ロイヤル ラウンジ
ホテルのチェックインでも訪れた「ロイヤルラウンジ」。
こちらは、デイタイムとバータイムの営業をしており、ピアノの生演奏も楽しめます。
ディタイムは8:30~17:00。
ピアノの生演奏は16:00〜です。
ディタイムは、こだわりのコーヒーやハーブティー、オリジナルのスイーツをいただくことができます。
180度オーシャンビューのラウンジで、のんびりアイスコーヒー(600円)をいただき、癒しのひと時を満喫しました。
バータイムの営業は20:00~22:30(ラストオーダー 22:00)。
オリジナルカクテルとピアノコンサートでロマンチックな夜を過ごせます。
毎晩21:00からは、ピアノコンサート(20分間)が開催されます。
クラシックカクテルはどれも1杯1,100円。
写真は、コスモポリタンとジントニックです。
モヒートなど季節限定メニューは1,500円、他にもビールやウィスキーなどがありました。
夜はライトダウンされ、落ち着いた大人の雰囲気になります。
ピアノ演奏はBGM的なのかなと思ったら、MCも入って結構しっかりしたコンサートでした。
ミュージックチャージなどはありませんので、ご安心ください。
インルームダイニング(ルームサービス)
ホテルアカオは市街地から少し離れていますので、徒歩圏内に食事ができる場所やコンビニなどはありません。
車だったら繁華街までほんの数分ですが、小腹が空いた時などはルームサービスを利用する機会もあるのではないでしょうか。
ホテルアカオのルームサービスは、「洋」と「和」で、おつまみやしっかりとした食事メニューなどが揃っています。
スープカレーや肉うどん、うな重などバラエティ豊かなラインナップです。
朝食セットを食べて、昼食に豪華なすだちそばをいただいたので、夕食時にもお腹が空かず、2日目の夜はルームサービスを注文しました。
おつまみ系が良かったので、「シーフード&チップス 2,200円」をチョイス。
注文後、約30分ほどでお料理が到着。
これまた、予想を裏切る多めの量でした!
エビと白身魚のフリットは衣が薄くて軽い食感なので、素材の良さが引き立ちます。
いいツマミになりました。
なお、ビールなどのドリンク類はお部屋の冷蔵庫にも少々ありますが、ホテル内のショップでも購入できます。
ホテル内ショップ Aile(エール)
熱海の定番のお土産をはじめ、 HOTEL ACAOのオリジナルグッズ、現代アーティストとのコラボレーションアイテムなどを取りそろえたショップです。
ジュースやお酒、ちょっとしたおつまみも購入できますが、種類は少ないです。
前出の静岡麦酒は1本360円なのでコンビニよりは少し割高。
金額はルームバー(部屋の冷蔵庫)と同じです。
おまけ:近くの人気店「熱海銀座おさかな食堂」
今回の熱海旅行は夕食なしのプランだったので、初日は街中で食事をしました。
散策中にひときわ賑わう美味しそうなお店「熱海銀座おさかな食堂」を見つけたので立ち寄りました。
事前情報なしで入店したのですが、良いお店でしたのでご紹介します。
JR熱海駅から徒歩14分、熱海サンビーチや熱海親水公園にもほど近い銀座通り商店街にあるお店。
すぐ近くには大人気の「熱海プリンカフェ2nd」があります。
ネット予約には対応しておらず、店頭の整理券発券機で番号シートを取得するシステム。
番号シートのQRコードにアクセスすれば、自分の番号まであと何人待ちかが確認できるので、お店の前で待つ必要はありません。
早めの時間だったのですが既に4組待ち。
プリン屋さんをのぞいたりしながら待つこと約30分で入店できました。
「古き良き熱海らしさと新しい熱海」を表現した”熱海ノスタルジー”がコンセプトというお店。
老舗のアパレル店舗をリノベーションした店内は、オープンキッチンで明るい雰囲気です。
熱海でした味わえない脂ののった「地魚」を中心とした海鮮料理が楽しめます。
山盛りの海鮮丼など映えメニューも多く、エンターテインメント性もあるので若い女性もたくさん来店していました。
早速、刺身盛り合わせをオーダー。
その日の仕入れにあわせたオススメのお刺身は、厚切りで迫力があります。
お刺身が美味しいので、金目鯛も追加オーダー。
やっぱり熱海に来たら金目鯛は外せません。
あじフライは大きなサイズの鯵しかないから300円増しになると言われ、1匹1,000円超に!
サザエの壺焼き(中)は、びっくりするくらい小さかったけど割引なかったのに(笑)、大きいと割増はするのねとやや不満に思ったものの、アジフライ大好きなのでオーダーしました。
ちょっとお高いかなと思ったけど、届いた鯵は確かにビックサイズ。
肉厚でふわふわカリカリに仕上がっていて美味しかったです!
出汁巻き玉子も人気商品。
オーダーしてから焼き上げるので熱々なのはもちろん、中がレアでとろとろでした。
シンプルに素材を活かした味付けですが、追加した明太子が中央にたっぷり入っていて良いアクセントになりました。
店員さんは皆さん明るく元気で、活気のあるお店でした。
お料理はちょっとハズレもあったけど熱海名物を比較的リーズナブルに楽しめて、トータル的には大満足です。
また熱海で夕食を食べる機会があれば再訪したいお店です。
最後に
熱海の総合リゾート施設「HOTEL ACAO(ホテル アカオ)」の朝食メニューやレストラン情報をレポートしました。
朝食も昼食も、地産の新鮮な食材にこだわっており、サービスも素晴らしかったです。
次回はぜひディナーコースも食べてみたいと思います。
快適なホテルステイを実現する「HOTEL ACAO(ホテル アカオ)」。
ホテルの基本情報やお部屋の様子なども記事にしていますのでよろしければご覧ください。
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