こんにちは、はんぺんです。
2022年2月「箱根パークス吉野」に宿泊してきました。
2月の箱根は雪が積もることも多いので、山の上のほうに泊まるのは躊躇する方も多いのではないでしょうか。
私も以前、雪で登山鉄道が止まってしまい立ち往生した経験があるので、今回は箱根湯本駅に近く、かつ駅から歩いて行ける宿を探し、こちらに決めました。
この記事では、箱根パークス吉野の客室の様子や共用施設などについて沢山の写真と共にご紹介します。
箱根の温泉宿を探している方や宿泊を検討されている方の参考になれば幸いです。
箱根パークス吉野 基本情報
「箱根パークス吉野」は、清流・須雲川のせせらぎと湯坂山の緑に包まれた温泉宿です。
温泉は3つの源泉からの柔らかくて肌に優しいお湯。
須雲川沿いのロケーションの良い宿ですが、特に最上階にある展望露天風呂からの眺望は格別です!
箱根の自然を間近に感じながら、美肌の湯に浸かってのんびりと過ごせます。
箱根パークス吉野 公式HPはこちら
箱根パークス吉野について
「パークス」とは「PAX(ラテン語)」=「PEACE(英語)」=「くつろぎ、やすらぎ」を意味します。お客様に春夏秋冬それぞれの趣をお楽しみいただきながら、心からおくつろぎいただきたい、という思いが旅館の名前に込められております。「吉野」は桜の「ソメイヨシノ」からとりました。今でも当館の面する滝通りでは春になると桜が美しい花を咲かせますが、歩道ができる以前には切れ目なく桜の木が続き、まるで滝通りは桜のトンネルのようになったそうです。
公式HPより
箱根パークス吉野 最寄り駅・アクセス
箱根パークス吉野の最寄駅は箱根湯本駅。
駅からは、徒歩でもシャトルバスでも行くことができます。
中央出口を出て、バスに乗る場合は左の「箱根方面バス口」、徒歩の場合は右の「温泉街口」へ進みます。
駅からのアクセス① 徒歩
徒歩で向かう場合、所要時間は約12分です。
温泉街口を出たら、お土産物街沿いに真っ直ぐ進みます。
日産レンタカーの手前で左側の「湯場滝通り」に入り、橋を渡ってさらに直進します。
はつ花そば本店を過ぎた先の交差点を左折、吉池旅館の前を進み、弥栄橋を渡ったら左折。
そのまま湯場滝通りを須雲川沿いに真っ直ぐ進むと右側に「箱根パークス吉野」に到着です!
駅からのアクセス② シャトルバス
箱根湯本駅のロータリーからは、便利なシャトルバスが出ています。
シャトルバスの場合、旅館まで乗車5分です。
行き先はAコース「滝通り行き」で、大人1人片道100円です。
30分に1本あり、事前予約も不要なので、天気が悪い時や荷物が多いときでも安心ですね。
なお、チェックアウト後はホテルの無料送迎バスで駅まで送っていただきました。
箱根パークス吉野 外観・フロント
箱根パークス吉野は昭和26年創業。
それだけに建物はかなり歴史を感じる造りです。
ただ、2013年に改修工事が完了しており建物内は綺麗にリフォームされています。
いざ、ホテル内へ!
ちょうどチェックインのピークだったのでフロントの写真は撮りませんでした。
共用施設の紹介は後回しにして、早速お部屋へ向かいましょう♪
箱根パークス吉野の客室
客室は総客室数76。
5階建ての建物のうち2階の一部(西館)と3階・4階が客室です。
今回泊まったのは317号室。
室内
箱根パークス吉野には、半露天風呂付和洋室や温泉内風呂付和室など複数の客室タイプがあります。
今回泊まったのは「和室ハリウッドツイン(シャワーブース/トイレ付/禁煙)」というお部屋です。
西館の3階にあるローベッド付の和室とソファースペース、併せて40㎡のゆとりのある客室です。
落ち着いた和洋折衷のお部屋でした。
畳の上に和風ローベッド2台をしつらえてあり、充分なサイズです。
ソファスペースも古い感じが否めませんが、広さは問題なし。
ソファの座り心地も良かったです。
TVの置かれたテーブルスペース。
テーブルは写真の右側にも長く伸びており広々と使えます。
お茶とおまんじゅう。
おまんじゅうは宿のオリジナルでした。
冷蔵庫は玄関に入ってすぐ、小上がりの横にあります。
この辺りの間取りも昔ながらの温泉旅館という感じですね。
今回はスパークリングワインのハーフボトル2本付きのプランだったのですがグラスと共にここに入っていました。
ちょこっとしたオツマミ付き。
ミネラルウォーターもサービスです。
ベッドの横には棚がセイフティボックスと電話などが置かれています。
ここ、たぶん昔は押し入れだったんでしょうね。
クローゼットはソファスペースの横にあります。
浴衣やタオル類もこの中に置かれていました。
浴衣はごくシンプルなデザイン。
カラフルで華やかな浴衣は別途550円でレンタル可能のようです。
須雲川とは逆側のお部屋だったので、窓から見える景色は駐車場・・・。
川側のお部屋はさぞ風流だろうと思いますが、お部屋から見れなくても大浴場などで須雲川や箱根山の自然を感じることができます。
水回り
このお部屋にはバスタブはなく、独立シャワーブースが付いています。
洗面スペース。
広さは問題ないですが、ちょっと寒々しい感じ。
タオル掛けが無いことと、2名宿泊なのにタオルが1枚しか無かったのはマイナスポイントです。
アメニティ類は必要最小限といったラインナップ。
なお、大浴場には綿棒がなかったです!
お風呂上がりに使いたい方はここから持って行きましょう。
お手洗いは玄関脇です。
お部屋内は和室なのでスリッパ無しで過ごすため、部屋を出てスリッパを履いていかないといけません。
ペーパータオルも付いていて使い勝手は問題なしでした。
箱根パークス吉野 共用施設
箱根パークス吉野の共用施設についても紹介します。
ロビー&ライブラリー、ラウンジ
1階ロービーに併設されたロビー&ライブラリー。
広々として開放感のある空間、ソファの数も充分あってくつろげます。
本棚には箱根に関する情報誌や大人も楽しめる絵本、写真集などが揃っています。
じっくり読みたいような本はありませんでした。
窓際の席も雰囲気がいいですね。
無料のコーヒーサービスも利用できます。
他に日本茶・紅茶のティーバックとウォーターサーバーもありました。
ロビーの横には「花水木」というラウンジがあるのですが、休業中でした。
他にも、ナイトクラブ・カラオケルームが休業中になっていました。
館内ショップ、自動販売機
ホテル内のショップはこじんまり。
温泉まんじゅうや地元名産品のほか、ソフトドリンクなども販売されていました。
3階・4階・5階に自動販売機があり、ソフトドリンク等の購入が可能です。
5階には牛乳やハーゲンダッツの自販機もありました。
卓球室
昔ながらの温泉宿といえば卓球室!
箱根パークス吉野にも卓球室が2つあります。
利用の際はフロントで申込手続きが必要です。
展望大浴場、湯上がり処
最後はメインとも言える施設、建物最上階にある展望大浴場です。
大浴場は2種類あり、午後と午前で男女入れ替えとなります。
地上20Mにある展望風呂の眼下には須雲川の渓流が流れていて、せせらぎを聞きながら温泉に浸か流ことができます。
目の前には湯坂山が広がり、自然をお肌で感じながら入浴ができます。
貸切風呂も3部屋あり、1時間3,300円で利用できます。
いつも思うのですが貸切風呂って高いですよね、もう少し安ければ利用するのですが、なかなか手が出ません・・・。
湯上り処「そら」は大浴場の横にある休憩スペース。
かなり広いスペースでキッズコーナーもあります。
まとめ
「箱根パークス吉野」は歴史ある温泉宿で少々古めかしいさはあるものの、ロケーションが素晴らしく使い勝手のよい宿でした。
今回は普通の土日にちょっと小旅行しようという目的で訪れたので、手軽な価格と便利な立地がちょうど良かったと思っています。
ラグジュアリーな宿で優雅にのんびりしたい方には向かないと思いますが、気軽な温泉旅行がしたいという方にはオススメできる温泉宿だと感じました。
以上、少しでもご参考になれば幸いです。お読みいただきありがとうございました。
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