箱根のパワースポット「早雲寺」へのアクセスと見どころまとめ!北条五代ゆかりの寺

早雲寺アイキャッチ画像 箱根

こんにちは、はんぺんです。

箱根には本当に沢山の観光スポットがあります。
でも、帰りのロマンスカーまでちょっと時間が余ったとか、ランチ前に軽く1時間程度観光したいといった時に気軽に行ける場所は案外少ないですよね。

そんな時にオススメなのが箱根湯本駅から歩いて行ける神社やお寺をめぐること。
時間の調整がしやすい上に健康的、かつお金もほとんどかからないレジャーです。

箱根湯本駅から気軽に行ける寺社はいくつかありますが、今回は小田原城の城主である北条氏の菩提寺「早雲寺」をご紹介します。

早雲寺の歴史

北条氏は伊豆国の豪族であり、鎌倉幕府の執権職を継承した一族です。
小田原城の歴代城主でもあり、初代早雲は相模の国(現在の神奈川県)を統一した人物。

早雲寺は大永元年(1521年)北条早雲の遺言により息子である氏綱が建立した菩提寺です。
当時の境内は湯本全域におよび、関東随一の大寺院として栄えていました。

しかし天正18年(1590年)、豊臣秀吉が小田原攻めの折ここに本陣を置き、のちに火を放ち消失してしまいました。

現在の本堂は寛永4年(1627年)、早雲寺の遺宝を密かに隠して再興の時機をうかがっていた菊経和尚によって再建されたもので、境内には北条五代の墓碑や、豊臣秀吉が使った陣鐘などが現存しています。

早雲寺 アクセス

早雲寺は、箱根湯本駅から徒歩約15分の距離にあります。
早雲寺までの道のりを詳しくご紹介します。

人力車

箱根湯本の有名は橋「あじさい橋」を渡ります。
いつも沢山の人力車が停まっています。

早雲寺案内看板
早雲寺案内看板

渡り切った正面にある看板。
右は健脚向き、左は郷土資料館を経由していく道になります。
なだらかな左側の道を行くことにします。

早雲寺への道案内
早雲寺への道案内

1~2分歩くと、箱根町立郷土資料館の看板が見えてきます。
こちらの坂道を登っていきます。

郷土資料館
郷土資料館

郷土資料館に到着。
ここは目的地ではないので今回はスルー。
行き止まりに見えますが、資料館の反対側にある箱根町役場の左側に、早雲寺に続く通路があります。
ちょっとわかりづらいので要注意です。

早雲寺への階段
早雲寺への階段

案内看板にしたがって古い階段を登っていきます。

道案内看板
道案内看板

階段を登ると急に山道!
でも足場が悪いのはほんの数メートルなのでご安心ください。
すぐにコンクリートの道路にでます。

早雲寺裏口
早雲寺裏口

案内看板通りに道なりに5分ほど歩くと、早雲寺の裏口に到着します。
正面入口はこの看板を通り越した最初の角を右折です。

早雲寺(そううんじ) 基本情報

・箱根湯本駅から徒歩15分
・元箱根港行きバスで乗車5分「早雲公園」下車すぐ
・車の場合、小田原厚木道路を「箱根口IC」で降りて国道1号線を経て「三枚橋」の交差点を左折

住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本405
電話:0460-85-5133
受付時間:9時~16時

早雲寺の境内 見どころ

早雲寺 正門
早雲寺 正門

早雲寺の山門をくぐると、丁寧に整備された広大な境内が現れます。
左側に大きな本堂が見えます。

早雲寺境内
早雲寺境内

境内に2本あるしだれ桜はとても立派で、早雲寺は桜の名所としても有名です。
ソメイヨシノやオオシマザクラなど様々な品種の桜があり、歴史的建造物とのコラボが素晴らしいと評判だそう。
次回はぜひ桜の季節に訪れたいです。

早雲寺 大木
早雲寺 大木
水場
水場
早雲寺 廊下
早雲寺 廊下

本堂

早雲寺 本堂
早雲寺本殿

本堂(寺宝)は箱根町の指定文化財に指定されている立派な建造物です。
かなり大きくて写真に収まりきりません。

早雲寺 本堂正面
早雲寺 正面

本堂には早雲の肖像画をはじめ、県の指定文化財でもある氏綱や氏康などの肖像画があります。
拝観は毎年11月上旬の限定された数日のみで、本堂の襖絵や寺宝が特別に公開されます。

鐘桜

鐘桜

山門の左側の鐘楼に大きな古い梵鐘があり、これは豊臣秀吉が北條氏を攻めて小田原に押し寄せたとき、石垣山の一夜城に使われたといわれています。

梅の花

2月末は、梅の花が咲いていました。

北条氏五代の墓

北条氏五代の墓

本堂の横から墓地に入り、奧の石段を上ると、北条五代のお墓があります。
早雲、氏綱、氏康、氏政、氏直の墓石が一列に並び、とても神秘的でまさにパワースポットという雰囲気。
5人の戦国武将のお墓を訪れることで、かつて関東一円を支配した北条氏のパワーにあやかれます。

・・・肝心のお墓の写真を喪失してしまいました、痛恨。
ぜひ、ご自身の目で実物をお確かめください。

枯山水の石庭

枯山水の石庭1

早雲寺の本堂裏には、枯山水の石庭があります。
戦国時代を代表する文化人として名高かった北条長綱(幻庵:早雲の三男)の作といわれています。

枯山水の石庭2

石庭は戦国時代に造られましたが、江戸時代に現在のような石庭に整備されたようです。
さまざまな形をした石が配置されていますが、中でも首をもたげたような「鶴石」などが特徴です。
室町時代以降の禅宗式枯山水石庭はとても貴重なんだそう。

御朱印

私が訪れた2月下旬は、御朱印の受付は行なっていませんでした。
観光協会のサイトにも「現在、御朱印は受け付けておりません」となっています(日付は11月なので更新されてないようですが)。

時期的なものかはわかりませんが、絶対に御朱印が欲しいという方は事前にお問い合わせすると安心だと思います。

まとめ

「早雲寺」は桜の名所としても知られる人気のお寺のひとつ。
北条氏ゆかりの地であり、パワースポットとしても知られています。
本堂の拝観は11月のみですが、北条五代のお墓を含む境内のお参りは随時可能。

箱根湯本駅から徒歩やバスで気軽に訪れることができ、往復1時間程度あれば、ゆっくり散策することができます。
箱根旅行のちょっとした空き時間の有効活用に訪れてみてはいかがでしょうか。

お読みいただきありがとうございました。

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