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こんにちは、旅好き会社員はんぺんです
滋賀県大津市の琵琶湖のほとりに建つ「びわ湖大津プリンスホテル」に宿泊しました。
世界的な建築家の丹下健三が設計した38階の高層ホテルは、滋賀県で一番高い高層ビルでランドマーク的な存在です。
529の客室は全室レイクビューのリゾートホテルで、窓からは四季折々の琵琶湖の絶景を楽しめます。
京都駅からわずか10分のJR大津駅から無料のシャトルバスも運行しており交通利便性も高い「びわ湖大津プリンスホテル」。
今回は33階のEIZANフロア・ダブルルームを利用しましたので、その客室内や共用部などホテルステイの詳細をご紹介します。
びわ湖大津プリンスホテル 基本情報
おすすめポイント
「絶景はプリンスにある」というCMがありますが、確かに日本のホテルの先駆けであるプリンスホテルは全国の景色が良い好立地に多く存在します。老舗であるぶん設備などが古いこともありますが、1989年開業の「びわ湖大津プリンスホテル」は、2018年に全客室リニューアルしているため古めかしい印象がありませんでした。全室レイクビューで、琵琶湖を一望する絶景が最大の魅力です。
アクセス
JR大津駅から無料シャトルバスまたはタクシーで約10分です。
シャトルバス乗り場は大津駅北口を出たらまっすぐ進み信号を渡って50mほど進んだ場所にあります。「琵琶湖ホテル」の送迎バスと乗り場が同じでした。
シャトルバスは30分毎の運行です。
JR大津駅→大津プリンスホテル | 発車時刻 |
---|---|
8時台〜21時台 | 00 30 |
大津プリンスホテル→JR大津駅 | 発車時刻 |
---|---|
8時台〜21時台 | 15 45 |
車の場合は名神高速道路大津I.C.から約10(平常時)分です。
施設概要・客室タイプ
施設概要 | |
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住所 | 〒520-8520 滋賀県大津市におの浜4-7-7 |
電話番号 | 077-521-1111 |
客室数 | 529室 |
チェックイン・アウト | 14:00/11:00 |
地上38階建て、総客数529室の大型ホテルは、客室フロアが大きく3つに分かれています。
客室フロア | 階数 | 客室タイプ |
---|---|---|
EIZANフロア | 33階〜35階 | ツイン・ダブル・スイート・ロイヤルスイート |
スカイフロア | 21階〜32階 | ツイン・ダブル・スイート |
レイクフロア | 5階〜20階 | ツイン・ジャパニーズモダン・ユニバーサルルーム |
階数にかかわらずツイン・ダブルルームで36.2㎡、スイートルームや約60㎡とゆとりのある広さです
外観・エントランス・ロビー
外観
びわ湖大津プリンスホテルは高さ約137mと滋賀県で最も高いビルなので、遠くからでもその外観を確認できます。
琵琶湖に面して建つホテルは存在感抜群で、琵琶湖クルーズ中や比叡山延暦寺の山頂など色々な場所から建物を確認できました。
エントランス・ロビー
大きな駐車場と車寄せの奥にあるエントランス。大型ホテルだけ横幅の広い入り口です。
一歩中に入ると広々とした豪華なロビーがあらわれます。
大きなヨットのモニュメントの背後には水が流れていてリゾート感を演出していました。正面のエスカレーターと階段は宴会場へ続いています。
ロビー左手にはカフェ・ラウンジ、その外側には屋外プールがあります。
1階には他に、コンビニエンスストアやスーベニアショップなどもあります。
チェックイン・チェックアウト
エントランスから入って右側にチェックインカウンターがありました。
16時頃だったので空いていてすぐに手続きができました。
チェックアウトは、清算がなければこのルームキーと署名済みのカードをチェックアウトボックスに入れるだけで完了します。
そのため、宿泊費が現地払いの場合はチェックインの際に支払いが必要です。
エレベーターホール・廊下
ロビー階のエレベーターホール。青と白を基調にした爽やかな空間です。
エレベーターは6機ありますが、客室数が多いので多少混み合うこともありました。
EIZANフロア33階のエレベーターホール。絨毯の色がグリーン系に変わっていました。
フロアによってテーマカラーが異なるようです。
廊下は広めです。
琵琶湖に面して湾曲した設計の建物なので廊下もカーブを描いています。
客室内
今回宿泊したのは3307号室のツインルームです。
エレベーターから程近い、真ん中付近のお部屋でした。外出時など移動しやすくてよかったです。
部屋タイプ・詳細
EIZANフロアのダブルルームの客室面積は36.2㎡。
滞在型のリゾートホテルとして利用するにも十分な広さです。
ベッドはサイズ幅1,100×長さ2,100mmのシモンズ製。
ゆったりとしていてスプリングも良く良く眠れました。
ベッドスローがなく、クッションなども置かれていないごくシンプルな装飾です。
ベットサイドにはセイフティボックス、電話とメモ帳。
コンセントは一口のみ、デジタル時計と照明スイッチが設置されています。
ソファーゾーンには1人掛けとベットサイズのロングソファ、ローテーブルがあり、空気清浄機も置かれています。
ローテーブルの上に無料のミネラルフォーターがありました。
ソファの横にTVとデスクが配置されています。
室内・バルコニーからの眺望
全室レイクビューなので、大きな窓一面に広がるびわ湖の風景を室内から堪能できます。
上層階だからかもしれませんが、窓は一切開けられませんでした。
ガラス越しにiPhoneのカメラで撮ってもこの美しさです。
眼前に広がる琵琶湖の壮大さに圧倒されました。
窓は概ね北向きのようなのですが湾曲している構造ということもあり、部屋の位置や季節によっては部屋から夕陽や朝日を楽しむこともできます。
クローゼット・デスク周り
クローゼットは高さも幅も申し分なし、ハンガーも12本あり連泊でも問題ありません。
スリッパは使い捨てタイプでした。
デスクは、TVがあっても全く気にならない広さがあるので、PC作業や書き物をする場合でも問題なく捗りそうです。
奥行きもあるので、細々したものをたくさん載せても邪魔になりませんでした。
引き出しの中に、ランドリーバックが入っていました。
デスクのコンセントは2口、LANケーブルも差せます。
DVDプレーヤーまでありました。
冷蔵庫・ミニバー・カフェ
カップ類と冷蔵庫はTVの下です。
コーヒーカップ2客、グラスが2種×2個ありました。
下段にはケトルとコーヒーが入っていました。
冷蔵庫の中は空っぽです。
無料のコーヒーと緑茶&ほうじ茶です。
コーヒーがインスタントではなくドリップタイプなのがちょっと嬉しいです。
ナイトウェア
バゲッジベンチの下の引き出しのなかにナイトウエアが入っています。
ないとウエアはセパレートタイプで動きやすく、着心地もよかったです。
水回り・アメニティ
洗面カウンターはサイドラックなどがレトロな印象で、コンパクトですが必要十分といった感じです。
アメニティも充実。
バスソルトが2種類ついていました。
ボディタオルなどもあってありがたいです。
ドライヤーはパナソニックのナノイー。上位モデルではありませんが髪に優しいタイプです。
洗面化粧台の左側にあるのがウォシュレット付きのトイレ。
右側にはユニットバスがあります。こちらもやや古い印象ではありますが清潔ですし機能的にも十分でした。
シャンプーリンス、ボディソープはプリンスホテルでおなじみのPOLA製品です。
レストラン
びわ湖大津プリンスホテルにはレストランが7つあります。
- レイクビューダイニング ビオナ(ビュッフェ)
- ボーセジュール(フランス料理)
- 和食 清水(日本料理)
- 李芳(中国料理)
- スカイラウンジ トップオブオオツ(バー)
- ロビーラウンジ ポート ニオ(カフェラウンジ)
- バーベキューレストラン レイクサイドガーデン(ビアガーデン)
ビオナの朝食ビュッフェ
朝食のメイン会場は、37階にあるレイクビューダイニング ビオナです。
客室数が多いので、朝食はかなり混み合います。1階ロビーラウンジも朝食のサブ会場になっていて空いているようですが、せっかくなら眺望の良いレストランで楽しみたいですよね。
直接、レストランにいって待ってもいいですが、室内にあるQRコードから順番待ち受付をすることも可能です。特に混み合う時間などは室内で予約しておくほうが時間を有効に使えます。
朝食ビュッフェは地元滋賀県の食材を活かした和洋中のお料理を楽しめます。
看板メニューは「近江牛の朝どん」。
お米は地産の近江米、「丸長のおつけもの」もありました。
その他、目の前で作ってくれるオムレツなどの卵料理やデザートまで豊富なラインナップでした。
近江牛どんに気づく前にパンを2つも取っていたので、ちょっと炭水化物多めになってしまいました。
素晴らしい眺望とともに楽しむ食事は非日常の贅沢感がありますね。
共用施設
コンビニ・自動販売機
ホテル1階にはコンビニエンスストアがあり、滋賀県のお土産や旅行に便利なグッズなどのほか、普通のコンビニで売っているドリンクやフードも幅広く取り扱っています。
料金もコンビニ価格(定価)なので、事前に飲み物などを用意していく必要がなくとても便利です。
営業時間は 7:00A.M. 〜 11:00P.Mです。
ドリンクの自動販売機は10F・15F・20F・25F・30Fにあり、アルコールを販売しているのは30Fのみです。価格は定価+αの設定です。
屋外スイミングプール
びわ湖大津プリンスホテルは夏季限定で屋外プールの営業をしています。
琵琶湖の形を模したプールは全長90m、最大幅23mのスケールで、深さ30cmのお子さま用のプールもあります。
33階の客室から見たプールです。
琵琶湖がほんとうにすぐそこなので、湖を眺めながらプールに入ることもできます。
デッキチェアは1室につき1台、無料で貸し出してもらえます(2台目以降は¥1,500/台)。
上記写真の右側は1日中日向なので、日焼けをしたくない方や少しでも涼しく過ごしたいという方はホテルの影に入る左側エリアのビーチベットを使うことをお勧めします。
プールサイドからホテルのコンビニに直接行けるのが地味にありがたいです。
最後に
滋賀県大津駅の琵琶湖湖畔に建つリゾートホテル「びわ湖大津プリンスホテル」。
実際に泊まってみて、立地およびホテル自体の利便性の高さと眺望の素晴らしさが唯一無二だと感じました。大型ホテルならではのスケールメリットを活かした抑えめの価格設定もありがたいです。
交通の便が良いので琵琶湖観光の拠点としても利用できますし、素晴らしいロケーションを堪能しながらゆとりある客室や豊富なレストランやカフェを利用してホテルにお籠りステイをするのも良さそうです。
大津周辺への旅行をご検討でしたら、ぜひ宿泊先の候補にいれて欲しいホテルです。
「びわ湖大津プリンスホテル」で素晴らしい旅の時間を
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