こんにちは、旅好き会社員はんぺんです
「アパホテル&リゾート横浜ベイタワー」は、2019年9月に横浜みなとみらい21地区に地上35階建てという日本最大級を誇るホテルとして誕生しました。
2021年4月からは厚生労働省からの要請により隔離施設として利用するため通常営業を停止していましたが、2022年11月に通常営業が再開されたので、初めて宿泊してきました。
横浜みなとみらいの人気観光スポットへのアクセスが抜群で、観光の拠点としての利用はもちろん出張などビジネス利用にも便利な「アパホテル&リゾート横浜ベイタワー」。
客室の詳細や眺望、大浴場など共用施設の内容など、ホテルステイの詳細をご紹介します。
アパホテル&リゾート横浜ベイタワー 基本情報
「アパホテル&リゾート横浜ベイタワー」は、みなとみらい線「馬車道駅」から徒歩3分、JR・市営地下鉄「桜木町駅」から徒歩8分の好立地にあり、横浜赤レンガ倉庫や横浜ランドマークタワー、大観覧車、横浜ハンマーヘッドなどの人気観光地が全て徒歩圏です。
地上35階建、総客室数2,311室と日本最大級を誇るホテルで、横浜みなとみらいを一望する客室からの眺望が素晴らしいです。
館内には、大浴場と露天風呂、プールやフィットネスも完備され、コンビニも入っています。
非常に利便性の高いホテルですが、アパホテルなのでお値段はお手頃なのが嬉しいですね。
おすすめポイント
実際に泊まって感じた一番のオススメポイントは、やはり立地と眺望です。
このホテルを拠点にすれば、横浜の人気観光スポットを効率よく楽しむことができますし、ホテル滞在中は高層ホテルからの素晴らしい眺望を堪能できます。
一方、アパホテル“&リゾート”とはいえ、あくまでビジネスホテルの延長ですので、優雅なホテルステイがしたいという方には向かないと思います。(スイートルームであれば別ですが)
施設概要・アクセス
客室数 | 全2,311室 |
所在地 | 神奈川県横浜市中区海岸通五丁目25番3 |
最寄駅 | みなとみらい線「馬車道駅」徒歩3分 JR根岸線・横浜線・京浜東北線「桜木町駅」徒歩9分 |
駐車場 | 有り(宿泊者2,200円) |
公式サイト | https://www.apahotel.com/resort/yokohama/ |
最寄駅は「馬車道」、JR「桜木町駅」からは徒歩9分、「関内駅」からは徒歩15分ほどです。
部屋タイプ・眺望の種類
アパホテル&リゾート横浜ベイタワーは眺望が素晴らしいホテルですが、大型ホテルなので建物内側に位置する「眺望なし」のお部屋も多く存在しています。
そのため、客室予約の際には「部屋タイプ」に加えて「眺望の有無」の選択が重要です。
眺望ありの場合は「ベイブリッジ側」「みなとみらい側」「シティ側」で景色が異なります。
寝るだけの滞在であれば割安な眺望なしタイプのアリかもしれません。
また高層フロアか低層フロアかでも見える景色に違いがあります。
部屋タイプ | 広さ | ベット幅 | 眺望 |
---|---|---|---|
シングルルーム | 11㎡ | 140cm | 有(みなとみらい側・ベイブリッジ側・シティ側)or無 |
カジュアルツインルーム | 13㎡ | 100cm | 無 |
スタンダードツインルーム | 14㎡ | 120cm | 有(みなとみらい側・ベイブリッジ側・シティ側)or無 |
バリアフリーツインルーム | 19㎡ | 100cm | 有(みなとみらい側) |
スーペリアツインルーム | 22㎡ | 110cm | 有(シティ側・最高層フロア) |
トリプルルーム | 15㎡ | 90cm | 有(みなとみらい側)or無 |
エグゼクティブスイート | 86㎡ | 120cm | 有(シティ側・最高層フロア) |
インペリアルスイート | 120㎡ | 120cm | 有(シティ側・最高層フロア) |
今回、宿泊したのはスタンダード・ツインルームのみなとみらい側です。
- みなとみらい側:大観覧車やランドマークタワー等のみなとみらいの景色
- ベイブリッジ側:ベイブリッジを望む横浜港の景色
- シティ側:関内方面の街の景色
外観・エントランス・ロビー
外観
万国橋通りからみたアパホテル&リゾート横浜ベイタワー。
34階建のタワーホテルは建物がとにかく大きく、遠くからも目立っていて存在感があります。
エントランス・ロビー
正面入口は重厚な雰囲気。車寄せがあります。
ホテル反対側からも出入口がありますが、コロナの影響からか閉鎖されていました。
建物の中に一歩入ると高い天井にきらびやかなシャンデリアを配したゴージャスな内装のフロントが現れます。
大規模ホテルならではの豪華な仕様です。
チェックイン・チェックアウト
フロントの受付カウンターには窓口が20余りもあり、まるで空港のよう。数は多いもののチェックイン時間の15時前後はかなり並んでいました。
公式アプリで事前チェックインしている場合は、チェックイン機に会員証QRコードをかざすだけで済みます。
チェックアウトは、他に精算がなければ「エクスプレスチェックアウト」のBOXにルームカードを入れるだけで完了します。
並んで手続きしなくて済むのは楽でいいですね。
チェックアウトBOXの横には無料の朝刊が置かれていました。
エレベーターホール・廊下
フロント階のエレベーターホールもゴールドを基調とした高級感のある装飾。
エレベーターは低層階用(20階以下)と高層階用(21階以上)にわかれているのでご注意ください。
宿泊階のエレベーターホールは青をグレーを基調とした落ち着いた雰囲気。
廊下もシックでシンプルな印象です。
客室内(スタンダード・ツインルーム)
今回宿泊した19階のスタンダード・ツインルームについて詳細をご紹介します。
部屋タイプ・詳細
スタンダード・ツインルームの広さは14㎡。
そこにベッドを2台置いているのでスペースには余裕がありません。
眺望の良さも魅力のホテルですが、入室時はカーテンが閉まった状態でした。
ベッド幅は120㎝あるのでゆったりしていました。
オリジナル3Dメッシュまくら「PRIDE FIT」とオリジナル4WAYまくら「ADJUST FIT」、高級羽毛布団(デュベ)など、快眠を追求した仕様です。
ベッドサイドの窓には完全遮光の断熱遮熱カーテンが設置されており睡眠の邪魔をしません。
足元には小さなスツールがひとつ置かれています。
ベッドの下は収納スペースになっており、大きなキャリーケースなども収納できます。
照明スイッチ類、空調リモコンは枕元のヘッドボードに集約されています。
また、USBポート(2.0)と携帯・スマホの充電に便利なコンセントも枕元にあるので、寝ている間に充電できます。
客室には50型大型液晶テレビが完備されています。壁掛けなので邪魔にならないのが良いです。
テレビ画面上に館内案内をデジタル表示した「アパデジタルインフォメーション」を搭載していて、Wi-Fiのパスワードなどもこちらで確認できます。
大浴場の混雑状況がリアルタイムで表示されるのが嬉しいです。
デスクカウンターの上には無料サービスのミネラルウォーターが置かれています。
Wi-Fi無料接続に加え有線LANと同時使用が可能です。
LAN接続口はデスクカウンターの真ん中あたりにありました。
デスクカウンターの横にはアパホテルではお馴染みの書籍類。
足元にはPanasonicのナノイー空気清浄機がありました。加湿機能も備えています。
カウンターの端には電気ケトルと電話機、TVのリモコンがあります。
スリッパは使い捨ての布製とビニール製の2種類が用意されていました。
デスクカウンターの引き出しの中には、館内着とドライヤーが収納されています。
室内・バルコニーからの眺望
みなとみらい側の19階客室からの眺望です。
正面にはランドマークタワーをはじめとするビル群、手前には汽車道と世界最新の都市型循環式ロープウェイ 「YOKOHAMA AIR CABIN」などが見えます。
視線を右に向けるとよこはまコスモワールドの大観覧車「コスモクロック21」やヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルなど、みなとみらいを象徴する景色が広がります。
足元に目を向けると、ちょうど水陸両用バス「スカイダック横浜」が運行していきました。
夕暮れのマジックアワーの景色も良いですね。
華やかで美しい夜景もお部屋からゆっくり堪能できます。
冷蔵庫・カフェ
冷蔵庫の中は空なので買ってきたドリンクなどをたくさん冷やせます。
カフェサービスは、インスタントコーヒーと粉末の緑茶。
やや大きめのガラスコップと紙カップが用意されていました。
ルームウェア
ルームウェアは外資系ホテルにありがちなボタン付の1枚タイプではなく、帯を仕様する浴衣風のもの。
大浴場にはルームウエアとスリッパで行ってOKです。
羽織は入り口すぐ横のハンガーにかかっていました。
クローゼットはありませんので、自分の洋服などもこちらのハンガーに掛けておくことになります。
水回り・アメニティ
ユニットバスはコンパクトな仕様。
大浴場があるので使うことはほぼ無いと思いますが浴槽もついています。
トイレは温水洗浄便座完備(衛生面に配慮した壁付リモコンタイプ)です。
室内アメニティーで特徴的なのはグラスがプラスチックやガラスではなく紙というところ。
アパホテルはどこも紙コップですね。
何度も使うと少しヘナってきてしまいますが1泊であれば問題なく使用できます。
大浴場・露天風呂
大浴場は4階にあります。
男女それぞれ内湯3種類・露天風呂3種類もあり洗い場もかなり広いです。
露天風呂とはいっても、周囲は建物も多いので視界が遮られており眺望はほぼありません。
それでも外気に触れる作りになっているので内湯よりも開放感がありました。
ビジネスホテル価格でこれほどの大浴場を利用できるのはかなりお得ですね
天然温泉ではないのですが、天然鉱物由来のミネラルにあたる薬剤や鉱石をお湯に加えた「人口温泉」になっています。
大浴場営業時間:6:00~10:00、15:00〜26:00(入場は30分前まで)
その他の共用施設
超大型ホテルなので、大浴場以外の共用施設も充実しています。
屋外プール(キリンレモンプール)
プールは夏季のみ有料で営業しています。
遊泳期間以外は、プールサイドテラスを無料で使うことが可能です。
プール自体は大きくはないですが、キッズプールもあります。
視界が開けているので開放感があり、みなとみらいの景色を楽しめます。
この日は真冬でしたが、プールサイドテラスでお茶を飲んでいる方もいらっしゃいました。
ビーチベッドもあり、仕切られているのでプライベート感のある空間です。
夏はここに寝そべってのんびり本でも読みたいです。
プール営業時間
・遊泳期間中:9:00〜18:00、18:00〜22:00はプールサイドテラスのみ利用可能
・遊泳期間街:9:00〜22:00
レストラン
ホテル内には全部で5つのレストランとカフェがあります。
クラフトビール醸造所が併設されたレストラン「REVO BREWING(レボ・ブルーイング)」や、35階にあるメインレストラン「KITCHEN MANE by NAOKI OKUMURA(キッチンメイン)」。
みなとみらいの景色を見ながら食事ができるビュッフェレストラン「ラ・ベランダ」は朝食付きプランの朝食会場です。
- レストラン ラ・ベランダ:ビュッフェ・スタイルレストラン(3階)
- REVO BREWING(レボ・ブルーイング):ブルワリーレストラン(1階)
- KITCHEN MANE by NAOKI OKUMURA(キッチンメイン):和食コースレストラン(35階)
- 和善:創作和食レストラン(1階)
- haishop cafe(ハイショップカフェ):8割のメニューをヴィーガン対応とするサステナブルカフェ(1階)
コンビニエンスストア(ファミリーマート)
大浴場の横(プールの手前)には、ファミリーマートEAST店があり、同じ4階にWEST店もあります。
EAST店の方が品揃えがよく、お客さんも多いです。
横浜のお土産品やアパ社長カレーもズラリと並んでいました。このカレー、パッケージのインパクトがすごいだけでなく味が本格的でお土産としても人気です。
WEST店は少し小さめですがゆとりのある商品配置で、お客さんも少なめなので商品をゆっくり選べました。お酒やおつまみなどはこちらのほうが充実している印象です。
また、イートインコーナーがあり窓からは汽車道やロープーウェイなどが目の前に見えます。
フィットネス・ジム
ファミリーマートWEST店の向かいには、宿泊客が無料で利用できるフィットネスジムがあります。
何度か前を通りましたが、ほぼ利用者はおらず空いていました。
お隣には有料のエステサロンがありました。
フィットネスジム営業時間:6:00〜22:00
コインランドリー・自動販売機ほか
大浴場の手前、コンビニの正面には有料のマッサージチェアが置かれていました。
また、コインランドリーは大浴場の脱衣所と、コンビニの横にあります。料金は洗濯1回200円でした。
最後に
横浜みなとみらいに建つ国内最大級のホテル「アパホテル&リゾート横浜ベイタワー」。
客室は通常のアパホテルと大きな違いはありませんが、外周側のお部屋であれば素晴らしい眺望を堪能できますし、大規模ホテルならではの広々とした大浴場などの共用施設が利用できることを考えると、非常にコスパの良いホテルだと感じました。
みなとみらいの主要な観光スポットである横浜赤レンガ倉庫・横浜ランドマークタワー・よこはまコスモワールド(大観覧車)・カップヌードルミュージアム・横浜ハンマーヘッド等に徒歩で行ける立地の良さで、横浜観光の拠点としておすすめできるホテルです。
周辺にはシティホテルもビジネスホテルも多数ありますが、立地のよさと手軽さにおいては「アパホテル&リゾート横浜ベイタワー」が群を抜いているといえるのではないでしょうか。
みなとみらい地区でお手頃なホテルをお探しでしたら真っ先に候補に入れたいホテルです。
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