修善寺温泉「湯回廊 菊屋」選べる夕食と朝食のメニュー詳細!充実の無料サービスも徹底ガイド

湯回廊菊屋食事レポIC 修善寺温泉
はんぺん
はんぺん

こんにちは、旅好き会社員はんぺんです

修善寺温泉にある「湯回廊 菊屋」に宿泊したので、お食事について詳しくご紹介します。
夕食は一部メニューが選べ、朝食は和食か洋食が選べる仕組みになっているので、ご自分の好みに合った食事を楽しめます。それぞれのメニュー詳細を沢山の写真とともにレビューします。

また、「湯回廊 菊屋」は共立リゾートが運営しており、おなじみの各種無料サービスが充実!湯上がりサービスや、名物「夜鳴きそば」などのサービスメニューについてもたっぷりご紹介します。

湯回廊 菊屋の夕食

一部のプランを除き、本館にある食事処で「趣肴懐石」をいただきます。
海の幸と山の幸に恵まれた修善寺ならではの旬の食材を使ったお料理です。
前菜やお造りは同じメニューですが、お肉、お魚、ご飯ものなどはそれぞれの種類の中から、おひとり一品ずつ、お好みで選ぶことができます

夕食の時間

菊屋の夕食は時間が区切られた2部制です。
予約時に指定、もしくは当日チェックインの時に予約します。早い時間が圧倒的に人気です。

  • 17:45~
  • 20:15~

夕食会場(積翠)

菊屋の宴会場

メイン会場は本館奥にあるお食事処「修善寺囃子」です。
混み合っている場合はお隣の小さな食事処に案内される場合があり、私たちは「積翠」という部屋に案内されました。

菊屋の夕食会場

ザ・宴会場といった雰囲気の和室にテーブルが6卓並んでいました。広いので居心地は悪くなかったです。

菊屋の趣肴懐石

菊屋の夕食全体

お席に通される時点で、前菜などはすでにセッティングされている状態でした。
それぞれの席に担当の方が付いてくれます。

食前果汁・前菜

菊屋の前菜

食前果汁は「みかん」でした。
前菜は色とりどりで、優しい味わいのものが多かったです。

  • 鮟鱇肝和え、水菜、ぽん酢
  • 蟹と小松菜のお浸し鶏の松風
  • サーモン砧巻き
  • 河豚の煮凝り
  • 帆立松前漬け、菊花丸十

先椀

菊屋の先椀

鯛の潮土瓶蒸し、白魚、占地、酢橘、つる菜
つる菜はニュージーランドのほうれん草と呼ばれているそうです。
酢橘を搾っていただきました。

御造り

菊屋のお造り

季節のお造りと静岡名産のわさび。
この日のお魚は、カンパチと焼きサワラ、ホタテ、甘エビでした。

選べる夕食1:台の物

台の物とは主に焼き物と揚げ物のお料理です。2種類から選べます。

  • い:鱒幽庵焼き、カリフラワー、杏子
  • ろ:桜海老かき揚げ、目光唐揚げ
菊屋の台の物(幽庵焼き)

鱒の幽庵焼きは、漬けだれに漬けて焼かれていて、味が染みてしっとりしていました。

菊屋の台の物(かき揚げ)

桜海老のかき揚げ。紅塩とレモンでいただきます。
駿河湾名物の桜海老は香り高く、サクッと揚がっていて小ぶりなのでペロリといただいちゃいました。

選べる夕食2:洋皿

洋皿はお肉かお魚を選べます。
ここは連れも私もビーフシチューが食べたくてお肉を選択。なので、お魚の写真はありませんm(_ _)m

  • は:菊屋特製ビーフシチュー
  • に:甘鯛のフリット、法蓮草、かだい麩、レモンクリームソース
菊屋のビーフシチュー

菊屋特製ビーフシチューは通年を通して人気の一品。
シチューの中身はほぼ肉です。柔らかくホロホロに煮込まれた大きめの牛肉がゴロゴロ入っていて見た目より食べ応えがあります
ここは、ビーフシチュー独り占めを選択して正解でした!

煮物

菊屋の煮物

赤魚と野菜の炊き合わせです。
小芋、栗麩、人参が入っていました。

選べる夕食3:お食事

お食事は3種類から選べます。

  • ほ:黒米零余子御飯、赤出汁、漬物
  • へ:ちりめんご飯、赤出汁、漬物
  • と:門前蕎麦、油揚げ、卸し、薬味
菊屋の黒米むかごご飯

連れが選んだのは、修善寺名物の黒米とむかごのご飯
むかごは自然薯の赤ちゃんで豊富な栄養が含まれています。

菊屋の蕎麦

私はお蕎麦が大好きなので門前蕎麦をセレクト。
温かくてほっとするお味でした。

水菓子

本日のデザート

本日のデザートはいちごのプリンとあんぽ柿クリームチーズ。
いちごプリンはさっぱりしていてフルーチェみたいな感じでした(失礼?)。あんぽ柿は不思議な味ですが美味しかったです。
ごちそうさまでした。

夕食のドリンク

菊屋のドリンク

夕食のドリンクはお酒類やソフトドリンクなど一通りそろっていました。
お好みの飲み物がない場合は、温かいお茶かお水をいただけます。
生ビールは一杯795円でした。

菊屋の冷酒

日本酒の種類が豊富でした!
地元静岡の地酒のほか、夏目漱石が愛したお酒「白牡丹」なども揃っていました。

はんぺん
はんぺん

美味しい夕食をゆったり楽しめて大満足です

湯回廊 菊屋の朝食

菊屋の朝食は、和食または洋食のどちらかを選ぶシステムです。個人で選べるのでお連れの方と異なる朝食を選ぶことも可能です。

朝食の時間

朝食は4部制です。夕食後にお席担当の方が朝食時間の確認をしてくれます。
こちらも早い時間が人気なので、混み合う8時台は8:30の設定がないようです。
和食か洋食かもこの時点で伝えておきます

  • 7:30~
  • 8:00~
  • 9:00~
  • 9:30~

私は9:30~にしたので空いていて快適でした。
食事前にお風呂に入りましたがこちらも貸切状態だったので、あえて遅い方を選ぶのもアリだと思います。

朝食会場(修善寺囃子)

菊屋の食事処

朝食会場も夕食会場とおなじ食事処で受付します。

食事処の個室

朝食はメイン会場の修善寺囃子に通していただきました。
半個室になっていて快適ですね。

朝食会場からの景色

窓から庭園が見えて風情があります。

選べる朝食

朝食のドリンク

席に着くと、まずりんごジュースと日本茶が運ばれてきました。
(以前は朝食ドリンクも選べたようですが私が宿泊した時はリンゴジュース一択でした)

和食(朝)

菊屋の和朝食全体像

和食は、いかにも温泉旅館らしいラインナップです。

菊屋の和朝食膳

小付けは、梅干し、焼板、山葵漬、胡麻牛蒡、海苔ふりかけ、烏賊塩辛、鮪酢味噌和え、しらすおろし、切り干し大根です。全体的にご飯が進む濃いめの味付けでした。
お品書きがなかったので、一部まちがってたらすみません。季節によっても異なりますので、ご参考までに。

朝食の干物

鯵の干物も地元の品と思われます。
身がふっくらしていて塩っぱすぎない良い塩梅でした。

朝食の湯葉

小鍋は、湯葉、べっこう餡、山葵。
こちらは優しいお味でした。

朝食の鍋

煮物は、がんも、豚肉、お野菜など。
こちらも優しく甘めの味付けでした。

ご飯は小さなお櫃を置いてくださっているので、ついついおかわりしてしまいました。
品数も多くて地産の旬の食材が豊富に使われた贅沢な和食膳でした。

洋食(朝)

菊屋の洋朝食

洋食も豪華で美味しそうです。
コーンスープと生野菜サラダ、マカロニグラタン。
ヨーグルトまで付いています。

洋朝食のメインディッシュ

メインのプレートは、ウインナー、サーモンのムニエル、ほうれん草ソテー、ポテトサラダ、スクランブルエッグ、ブロッコリーなど。

洋朝食のパン

パンは3種類もついてきました。
ハートの中にはオリーブオイルを注いでくださいました。

朝食後のコーヒー

朝食後のコーヒー

食後のコーヒーはお席でいただくこともできますが、お部屋持ち帰りも可能とのこと。
入り口にテイクアウト用のコーヒーが用意されていました。

湯回廊 菊屋の無料サービス

湯回廊菊屋は、共立リゾートならではの無料サービスが充実していますので、ご紹介します。

コーヒーラウンジ「漱石の庵」

菊屋の漱石の庵

帳場のほど近くにあるメインの休憩処です。
シックなチェアーセットが置かれ落ち着いた雰囲気です。
ただし席数が少ないので、待ち合わせなどには使いにくいかもしれません。回転は早いです。

菊屋の水出しコーヒー

水出しコーヒー、ホットコーヒーは常設されていました。

菊屋のホットコーヒー

コーヒーマシンの横に紅茶のティーパックもありますのでコーヒーが苦手な方もご利用できます。

菊屋の駄菓子

駄菓子は3種類。
提供時間が短いのでご注意ください!夕食後に立ち寄ったらすでに撤去されていました。

提供時間:13:00~18:00

乳酸菌飲料(夕)

菊屋の乳酸菌飲料

人気の乳酸菌飲料はチェックイン時から夜までありました。
懐かしい味です。

牛乳・コーヒー牛乳(朝)

菊屋の牛乳

翌朝は、牛乳とコーヒー牛乳に入れ替わります。
コーヒー牛乳は普段は飲みたいと思わないけど、温泉のこういったシチュエーションだとすごく魅力的に感じます。しっかり冷えてて美味しかったです。

湯上がりアイス

菊屋の湯上がりアイス

大浴場の横には、湯上がりアイスキャンディーがあります。
あまり目立たないので、お見逃しなく!

提供時間:15:00~25:00

おしのぎ(静岡おでん)

遅い時間の夕食を選んだ方のために、夕食までの空腹を凌ぐ「おしのぎ」が用意されています。
時期などによって変わるようですが、私が泊まったときは「静岡おでん」が提供されていたそうです。

提供時間:18:00~18:30

はんぺん
はんぺん

夕食は早い時間を選んだので、おしのぎは食べられませんでした

お夜食(夜鳴きそば)

夜鳴きそばの看板

無料サービスの一番人気といえば共立名物の夜鳴きそばです。
お風呂に入って小腹が空いたお夜食に、ちょうど良い半玉サイズです。

提供時間:22:00~23:00

菊屋の夜鳴きそば

昔ながらの醤油味の支那そば。飲んだ身体に染みる美味しさです。
具材はご当地バージョンです。ナルトやメンマは他の地域でもよく見かけますが、アオサが乗っているのが特徴でしょうか。

夜鳴きそばは人気で混み合いますので、時間に余裕をもって行きましょう。

客室内の無料サービス

室内のお菓子

客室内にも無料サービスがいくつかあります。一般的なものですが、参考までに列挙しておきます。

  • ミネラルウォーター(500ml)
  • ドリップコーヒー
  • 日本茶・紅茶
  • 黒米ごません
  • 黒米まんじゅう

別邸「水の語り部」の無料ドリンク

菊屋のドリンクサービス

さらに!令和3年に新しくオープンした「水の語り部」というエリアに宿泊すると、生ビールなどのアルコールを含む無料ドリンクコーナーが利用できます
14時から24時まで何度でも繰り返し使えるという太っ腹なサービス、ありがたいです。

▶︎水の語り部の客室詳細や無料ドリンクについてはこちらの記事をご覧ください

湯回廊 菊屋の売店・自動販売機

菊屋の売店

菊屋の売店は、おみやげ処のみです。
菊屋オリジナル商品や伊豆の名産品を取り揃えているほか、アイスやジュースなども販売しています。

営業時間:9:00~22:00

菊屋のテラス

館内には自動販売機も数カ所設置されています。
売店向かいにも大きな自販機がありました。

菊屋の自動販売機

飲み物の価格は、ミネラルウォーター160円、缶ビール500mlが310円。定価よりやや割高ですが旅館内にしては良心的な価格設定だと思います。

最後に

伊豆修善寺の老舗温泉宿「湯回廊 菊屋」の夕食と朝食、各種無料サービスについてご紹介しました。

旅行では食事も楽しみのひとつですし、温泉旅館など朝夕の食事がついている場合は特にその内容が気になりますよね。私は食べることが大好きなので、美味しかったよ!という気持ちを込めて写真多めでレビューしました。
訪れる季節や年によっても内容は異なると思いますが、参考にしていただけたら嬉しいです。
あなたの旅行も美味しく楽しく体験になりますように!

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