こんにちは。旅好き会社員「はんぺん」です。
今回は長野県軽井沢にある「ザ・プリンス軽井沢」に宿泊してきましたのでホテルステイの詳細をレビューします。
湖畔越しに浅間山を望む南軽井沢の美しい自然に包まれた静寂なリゾートホテルは、日々の喧騒から離れてゆったり過ごすのに最適なホテルでした。
約60枚の写真とともに詳しく紹介しますので、ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。
ザ・プリンス軽井沢基本情報
プリンスグランドリゾート軽井沢の一部

軽井沢には、5つのホテル、4つの温泉・スパ施設、8つのゴルフ場、ウエディング施設や会議・宴会場、各種レストランなどからなる一大リゾート「プリンスグランドリゾート軽井沢」があります。
ザ・プリンス軽井沢はこの軽井沢を代表するリゾート施設内のホテルの1つ。最もラグジュアリーなホテルです。
ザ・プリンス軽井沢の施設概要

都内からアクセスの良い軽井沢は、季節を問わず大人気の観光地です。
四季折々の自然や美味しいグルメに癒されるのはもちろん、スキーやゴルフなどのスポーツ施設も需実、夏の避暑地としても有名です。
ザ・プリンス軽井沢は、1982年に「軽井沢プリンスホテル新館」として開業しました。
湖畔越しにゴルフコースと浅間山を見渡すプリンスグランドリゾート軽井沢の旗艦ホテルとして営業しています。
住所 | 〒389-0193 長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢1049-1 |
TEL | 0267-42-1112 |
交通アクセス | 北陸新幹線軽井沢駅(南口)からタクシー5分 または、無料シャトルバス15分 |
駐車場 | 有り 1泊につき1台1,000円 |
チェックイン/チェックアウト | 15:00/12:00 |
ザ・プリンス軽井沢おすすめポイント

- 喧騒から離れた落ち着いたロケーション
- 客室やレストランから南軽井沢の自然と浅間山の雄大な景色が一望できる
- リゾート施設内の複数の温泉SPAやホテル内ドリンクサービス、スマイルコンシェルジュなどを無料で利用できる
- ホスピタリティある接客で心地よく滞在できる
プリンスグランドリゾート軽井沢のホテルのうち、最も利便性が高いのは駅から徒歩圏でショッピングプラザにも程近い軽井沢プリンスホテルイーストです。
ザ・プリンス軽井沢はリゾートエリアからは少し離れた不便な場所にありますが、そのぶん自然豊かな静寂の森に包まれた落ち着いたロケーション。
美しい庭園の一角に佇み、客室内およびレストランからは湖畔越しに浅間山を一望できます。
プリンスグランドリゾート軽井沢の温泉スパ施設を無料で利用でき、滞在中は無料のドリンクサービスを利用可能。ビールやワインなどアルコール類も無料です。
ザ・プリンス軽井沢のアクセス・送迎バス

ホテルの最寄駅は北陸新幹線「軽井沢」駅。東京駅からは新幹線で約65分の距離です。
ホテルの送迎バスはありませんが、軽井沢駅南口より約30分間隔で無料シャトルバスが運行されています(8:00A.M.~9:00P.M.)。
シャトルバスの乗り場はショッピングプラザの入り口付近にあります。
車の場合は、上信越自動車道 碓氷軽井沢I.C.から約16分の距離です。
プリンスホテルゲストサービスセンターのスマイルコンシェルジュが利用可能

軽井沢駅南口、ショッピングプラザの入り口にはプリンスホテルのゲストサービスセンターがあり、ザ・プリンスホテル軽井沢の宿泊者は以下のスマイルコンシェルジュサービスを利用できます。
- お荷物のデリバリー(スマイルコンシェルジュ⇔ホテルまで)
- お荷物の一時お預かり
- ホテル敷地内のご送迎
- 軽井沢・プリンスショッピングプラザ「商品お引換券」付きご宿泊プランのチケット受け渡し
- 宅配便発送
- ホテル(宿泊・レストラン)、ゴルフ場の予約受付
- 軽井沢近郊の観光案内やご提案
- ゲストハウスウエディング フォレスターナ軽井沢のご案内
- Wi-Fi環境
さらに、Seibu Prince Global Rewards(SEIBU PRINCE CLUB)会員ならチェックイン手続きも行えます。
お荷物デリバリーが超便利なのでぜひ使ってください!
駅についたらスーツケースなどの荷物を預けてから、身軽にショッピングや食事を楽しめます。荷物はホテルに送ってもらえるので、移動も楽々です。
ザ・プリンス軽井沢の全体像

自然に溶け込むシックなエントランス。
豪華さはありませんが落ち着いた重厚感を感じます。
エントランス・ロビー

建物に一歩踏み入ると天井が高めで広々とした空間が広がります。
薪ストーブもあり、くつろげる空間です。

絨毯やソファ、調度品などは茶系に赤や黄色、オレンジなどを散りばめた明るい印象になっています。
個人的には木の温もりと灯がゆらめくような温かみを感じました。

チェックインカウンターの横にはサービスカウンターもあります。
ホテル内の売店

エントランスを入ってすぐ右側には大きなテーブルとチェアーがあり、その奥が売店になっています。

取り扱っているのはリンゴジュースなどの特産品や銘菓、帽子や手袋なども少しありました。

ビールやワイン、日本酒などのアルコールと、ちょっとしたオツマミも販売しています。
客室エリアの廊下

チェックインの後、ロビーを抜けて左折すると宿泊棟につながる廊下があります。

この湾曲した形状とガラス張りの壁面はプリンスホテルあるあるですね!
採光が十分とれて明るく、広大な庭園の一部が見えて期待感が高まります。
スーペリアツインルームの室内

今回は、ロビーと同じフロアの宿泊棟2階ほぼ中央に位置する240号室に宿泊しました。
「スーぺリアルツインルーム」です。

入り口の扉が二重になっていました。
玄関ドアまで少しスペースがあるので、スキーやゴルフ用品なども置けそうです。
廊下の騒音が気にならないのも嬉しいです。
ザ・プリンス軽井沢の部屋タイプ・詳細

客室は1階から3階まであり、3階客室は全て2025年4月にリニューアルされました。
私は2025年3月末に宿泊したので、まだ工事中でしたがほとんどがエグゼクティブルームのようです。
2階の客室はスーぺリアルツインのほか、ファミリースイートルームがあります。

スーぺリアルツインルームは、どの部屋からも正面に浅間山を望むことができ、絵画のような軽井沢の四季を楽しむことができます。
広さ34.8㎡とゆったりめで、大きな窓から明るい日差しが差し込みます。

ベッドサイズは幅120cm×長さ200cm×高さ51cmと、こちらも十分なゆとりがあります。

ベットサイドはシンプル。手作りのてるてる坊主とメッセージが置かれていました。

窓際には1人がけソファーチェアが2台と小さなセンターテーブルが設置されています。
温泉に浸かった後、ここでのんびりワインを飲むのが至福のひと時でした。

デスクはコンパクトながら簡単な書き物やPC作業をするにも十分な大きさ。
この壁面に室内灯の調整などができるパネルがあります。

鏡台とテレビ台は一体になっていて引き出しの収納力もたっぷり。
客室内に大きめの鏡があるのは嬉しいです。

デスク周りの備品もごくシンプルでメモ帳はありますが封筒や便箋などはありません。

コーヒーサービスがあり、カウンター引き出し中にコーヒカップの他、日本茶とカモミールティーのティーパックも入っていました。
室内・バルコニーからの眺望

このお部屋の最大の魅力はやはり雄大な眺望です。
池の魚や鳥たちも次々とやってきて、窓際のソファーに座って景色を眺めているだけで癒されます。

美しい浅間山と広大な庭園はずっと見ていても飽きることはありませんでした。
宿泊前日に季節外れの雪が降ったおかげで幻想的な風景を堪能できました。
洗面カウンター・アメニティ

プリンスホテルはリフォームが行き届いていて客室スペースは非常に綺麗ですが、水回りは古さが残っていることが多いです。
ザ・プリンス軽井沢もウェットスペースの古めかしい印象は否めません。

客室内アメニティーは、歯ブラシ、ヘアーブラシ、カミソリ、コットンセットとシンプル。
女性用化粧品のパウチセットやソーイングセットは貸し出していただけるようです。
冷蔵庫・ミニバー

ミネラルウォーターは毎日1本無料です。

冷蔵庫内は有料のドリンクが詰まっていました。
空きスペースがあまり無いのでドリンクやフルーツなどを持ち込む場合は注意が必要です。
ただ、邪魔なものは一旦外に出して翌日戻しておけば問題ありません。

お菓子類も有料ですがチョコやスナックの用意があります。
ホテルの近くにはコンビニやスーパーなどは全くありませんので需要はあるのかもしれません。
バスルーム

バスルームもタイル張りで歴史を感じる佇まいです。バスタブは大きめでシャワーの水圧も問題ないレベル。
宿泊中は系列ホテルの温泉大浴場を利用したので、こちらのバスタブを利用することはありませんでした。

バスタブの隣にトイレがあります。ウォシュレット付きです。
クローゼット・スリッパ

クローゼットは広々していて、ハンバーも10本ほどありました。
こちらのホテル宿泊者はゴルフやスキーなどを楽しむ方も多いと思いますが、たくさんのウェアや荷物がたっぷり収納できそうです。

スリッパは使い捨てタイプのみ。少し小さめでしたがふわふわして履き心地が良かったです。
2泊したのですが、翌日は新しいものが補充されていました。
ルームウェア(室内着)

室内着は浴衣風の腰紐タイプでした。ワンサイズのようでしたが、丈が短かったです。
プリンス軽井沢のイーストとウェストはセパレートタイプなので、それと同じにして欲しかったです。
温泉大浴場は系列ホテルを利用

ザ・プリンス軽井沢には大浴場がありませんが、プリンスホテル軽井沢ウエストまたはイーストの温泉施設を利用できます。
いずれもピックアップバスなどを利用して移動する必要があります。

私は2日とも軽井沢プリンスウエスト本館に併設されているMOMIJI HOT-SPRINGを利用しました。
ザプリンス軽井沢からはシャトルバスで10分程度です。
浴場施設としてはそれほど大きくありませんが天然温泉と軽井沢の自然を楽しめます。

軽井沢プリンスウエストには複数のレストランとホテル内コンビニがあります。
そのため、夕食ついでに入浴という方も多いようでした。
私は夕食は街中などでいただき、温泉施設を利用した後はコンビニでドリンクやおつまみなどを購入してから宿に戻っていました。
今回は素泊まりにしていたため、朝の軽食用にフルーツなども購入できて便利でした。
レストラン・バーラウンジ
ダイニングルーム ボーセジュール

ホテルのレストランは1つ。
高級フレンチのお店で基本はコースのみの提供。予約も必要です。

レストランでは朝食と夕食がいただけますが、ランチの営業はありません。
カフェラウンジりんどう アルコールも無料

ホテル1階にあるカフェラウンジ「りんどう」。
なんと、こちらでは10:00〜20:00までフリードリンクのサービスがあります。
コーヒーやお茶はもちろん、ビールやワインまで無料でいただくことができます。

景色は裏庭ビューですが、大きな窓から差し込む光が明るく開放的な空間です。
座席もソファーなど座り心地も良く、ゆったりくつろぐことができました。

お茶やジンジャーエール、コーラなどは飲みきりサイズの缶でいただけます。
本場の長野産リンゴジュースはとっても美味しかったです。

カフェは軽井沢のミカドコーヒーのものでした!
スパークリングワインと赤・白ワインも飲み放題です。
軽くつまめるチョコレートのほか、味好み(スナック)も用意されていました。

自動でつげる生ビールはサッポロ黒ラベル。
しっかり冷えていてサイコーです。

居心地が良すぎて長居してしまいそう。
混雑時は時間制のようですが、私が滞在中は混み合うことはほぼありませんでした。
カフェラウンジの奥は本格的なバーになっていて、フリードリンクサービスが終了する20時からの営業となっています。
最後に

長野県軽井沢町のザ・プリンス軽井沢のホテルステイ詳細をレビューしました。
宿泊は今回が初めてだったのですが、落ち着いた雰囲気で大人の隠れ家のような宿泊体験ができました。
以前、プリンスホテル軽井沢ウェストには宿泊した時は、超大型ホテルなので家族連れや大人数の宿泊客が多かった印象。もしカップルやご夫婦、少人数での旅行であれば、ザ・プリンス軽井沢で喧騒を離れてゆっくり過ごすのも素敵なのではないでしょうか。
ホテルスタッフの接客も心地よく、湖畔越しに浅間山を望む絶景やフリードリンクサービスなど、ホテル内での滞在は十分満足できますし、軽井沢の各種観光地へのアクセスも良いので、軽井沢旅行の拠点として検討候補におすすめしたいホテルです。
この記事が、あなたの旅行の参考になれば嬉しいです。




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