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こんにちは、旅好き会社員はんぺんです
三浦半島最東端に建つリゾートホテル「ラビスタ観音崎テラス」に宿泊してきました。
「観音崎京急ホテル」を共立メンテナンスがリニューアルし、2023年8月にオープンしたホテルです。
オーシャンビューの客室や天然温泉を使用した眺望露天風呂など、東京湾の贅沢な眺めと心地よい海風に癒され非日常を味わえるホテルでした。
この記事では、「ラビスタ観音崎テラス」への宿泊を検討している方や宿泊予定の方の参考になるよう、実際に宿泊した感想や基本情報などホテルステイの詳細をまとめています。
沢山の写真と共にご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
▶︎ラビスタ観音崎テラスの夕食フルコースと朝食ビュッフェの紹介ブログはこちら
LA VISTA 観音崎テラス基本情報
ラビスタ観音崎テラスは、ビジネスホテル「ドーミーイン」で有名な「共立リゾート」が運営するホテル。LA VISTAはスペイン語で「眺め・眺望」「出会い」といった意味があり、ラビスタシリーズは眺望のよいリゾートホテルという位置付けです。
横須賀観音崎は、東京湾に突き出した岬で他にはない絶好のロケーションが人気。そんな観音崎にある爽やかな海辺のホテルで、心地よい海風を感じながら豊かな自然を愉しみ、非日常を体験できます。
ラビスタ観音崎テラスおすすめポイント
ホテルは海沿いにあり、その距離感は想像以上に近くて感動しました。ホテルを取り囲むようにボードウォークが整備されており、雄大な景色を眺めながらお散歩するのもおすすめです。
都心からわずか1時間で行けるとっておきの海辺のリゾートです!
ラビスタ観音崎テラス施設概要
ラビスタ観音崎テラスは、神奈川県横須賀市にある神奈川県立観音崎公園のすぐ隣の自然豊かな立地に建つ都会のリゾートホテル。東京湾を一望できる場所にグランピング施設も完備されています。
住所 | 〒239-0811 神奈川県横須賀市走水2-1157-2 |
電話 | 046-841-2355 |
客室数 | 全75室 ホテル棟60室(ツイン、DXツイン、トリプル、スイート) グランピング15室(ツイン、フォース) |
滞在時間 | チェックイン 15:00 / チェックアウト 11:00 |
共用設備 | 大浴場2ヵ所(内湯・天然温泉露天風呂・ドライサウナ(男性)・ミストサウナ(女性))、無料天然温泉貸切風呂5種、岩盤浴、湯上り処、エステサロン、多目的ホール、レストラン、屋外プール |
駐車場 | 有り【車】1台1泊1,000円【バイク】1台1泊500円 |
公式サイト | https://dormy-hotels.com/resort/hotels/la_kannonzaki/ |
ラビスタ観音崎テラスへのアクセス
ラビスタ観音崎テラスの最寄駅は京浜急行線「馬堀海岸」駅。そこから観音崎行バスで約10分、タクシーだと7分の距離です。
京浜急行「馬堀海岸駅」より徒歩3分の「馬堀郵便局付近」から送迎バスが出ています。
行き:馬堀海岸駅発 | 14時、15時、16時、17時 |
帰り:ホテル発 | 10時、10時30分、11時、11時30分 |
14時発はグランピング利用の方のみが原則ですが、私はアーリーチェックインプランだったので14時発に乗車できました
混雑時は予約優先となるので、事前に予約しておくと安心です(電話番号:046ー841ー2355)。
ラビスタ観音崎テラスの外観・エントランス・ロビー
外観・正面玄関
海辺リゾートらしさを感じるホテル入り口。椰子の木が南国ムードを醸しています。
エントランスはシンプルな作り。広めの車寄せまで送迎バスで送っていただきました。
ロビー・フロント
エントランスに一歩入るとすぐ目の前には大きな窓から東京湾を望む開放的な景色が出迎えてくれます。手前に置かれたソファセットは歴史を感じる作りでリニューアル前のものを再利用しているようです。
ガラス窓の向こうはテラスとベンチが置かれた「シーサイドテラス」になっており、敷地の端には真っ白なブランコが置かれています。この日は風が強かったのでブランコは揺れないように固定されていましたが、座って写真を撮ることもできます。映えポイントですね。
写真左がフロントです。
シャンデリアなどもおそらく京急ホテル時代からのものと推測されますが、ホテルの規模に比してゆとりのある空間に感じました。
一番早い送迎バスに乗ったので14:10分には着きましたが、同じバスに10組強の宿泊客が乗っていたのでフロントは一気に混雑状態に。順番に整理券をもらい、チェックインを待つ間は写真の右方向にあるカフェ、La Salaで過ごすよう勧めていただきました。
カフェ「La Sala」
ラウンジも海に面しており絶景を楽しみながらゆったり過ごせます。
4人がけのテーブルが12組ほどとカウンター席あり、席数も十分でした。
ラウンジの無料サービス(ドリンク・お菓子)
カフェラウンジでは、ウェルカムドリンクとお菓子の無料サービスがあります。温かいコーヒーや紅茶、フレッシュジュースのほか、本格的なスープまでありました。
コーヒーマシンと紅茶類はチェックアウトまでずっと利用可能です。
おしぼりとお菓子。
「三浦半島ハニーミニパイ」は大人も子供も好きな味だと思います。
夕食後の時間帯にお茶をもらいに立ち寄ったところ、新しいお菓子(カップケーキ)が置かれていました。
さすが共立リゾート。サービスが凄いです!
チェックイン
景色とお茶を楽しんでいたらあっという間にチェックインに呼ばれました。4番目だったので5〜6分待ちだったと思います。
フロントに移動し、大浴場や貸切風呂の場所、各種サービスなどの説明をいただきました。
ルームキーはカードではなく昔ながらのMIWA製の鍵でした。
チェックインの時に夕食時間の希望を聞かれますので事前に同伴者と相談しておくとスムーズです。
また、滞在中に受けられる各種無料サービスについてもチェックインの際に説明がありました。
ラビスタ観音崎テラスでは、カフェのドリンク以外にもたくさんのサービスが用意されています。説明がなかったサービスも含め全てを整理してリスト化してみました。
ものすごい充実ぶりですね!
アメニティ
全国19,000室ある共立リゾートおよびドーミーインでは、ワンウェイプラスチック製品の削減を目指しており、室内には歯ブラシセット以外のアメニティが用意されていません。
その他のアメニティはフロント横に設置してあるアメニティーブースから、自分で必要な分のみ選んで持っていきましょう。
ラビスタ観音崎テラスの客室内
アーリーチェックインプランなのですぐにお部屋に向かいます。
廊下や壁などは綺麗にリフォームされていて明るい印象です。
部屋タイプ・詳細
宿泊したのは「ラビスタツイン」217号室です。
エントランス・フロントがあるのが2階なので、同じフロアのお部屋です。
客室扉は年季が感じられ、少し鍵が開けにくかったです。
お部屋の位置は、最も海に近い226号室から3つ隣という良好なロケーションでした
客室(ラビスタツイン)の詳細
ラビスタツインルームは広さ32㎡、定員2名のお部屋で、ホテル棟60室のうち36室あるメインの客室タイプです。
窓の外には大海原が広がる明るく開放的なお部屋で、専用バルコニーでは心地よい海風と波音を感じることができます。
110cm幅のベッド2台。枕は1種類のみでした。
ベッドサイドテーブルには目覚まし時計とボックスティッシュ。
半端なサイズだったり枚数が少ないティッシュを置くホテルも多いですが、普通の200組のボックスティッシュだったのが地味に嬉しかったです(花粉の季節だったので)。
壁には照明スイッチのほか、コンセントやUSBポートもあり寝ながらスマホが充電できて便利です。コンセント等は両方のベットサイドに用意されています。
ベッドの奥がリビングエリア。
ウッド調にまとめられた家具にグリーンのアクセントが爽やかで落ち着いた印象です。
ソファは少しレトロ感のある柄。座り心地は申し分なく、2人で座っても十分な大きさで、ゆっくりくつろぐことができました。
お部屋の無料サービス。
おせんべいはたっぷりサイズだったので滞在中は食べられず、持ち帰らせていただきました。
テレビ台を兼ねた飾り棚(テレビに私が写り込んでしまったので黒塗り処理しておりますm(_ _)m)。
引き出しの中にはマグカップとグラスが2つづつ。ガラスのグラスはビール用のちょっとおしゃれなデザインです。
テレビ横の扉の中にはドリップコーヒーと粉末状のお茶が2種類。
下段には氷を入れるアイスペールがありました。
下の引き出しの中にはバスタオルとボディタオルが2枚づつ。こちらは予備分です。
飾り棚の隣にあるデスク。
大きな鏡がついていてドレッサーとしても使えるのがとても便利でした。
バゲッジベンチとタオルかけ。
写真から見切れてしまいましたが、端には空気清浄機もあります。
客室バルコニーからの眺望
窓際からの景色。雄大な東京湾がすぐ目の前に広がっています。
海沿いのホテルが好きであちこち泊まって来ましたが、関東近郊でここまで海に近いのはレアだと思います。低層なので余計に間近に感じます。
テラスに出ると、波の音と潮風が心地よく感じます。
眼前の浦賀水道は船舶数日本一というだけあり、多くの大型船が常時行き交っていました。
テラスに座ってのんびりとくつろぐのは最高のひと時でした。
夜になると前方の千葉方面の明かりが良い感じでした。
写真手前の木の箱のような施設はグランピングルームです。風向きによってはBBQの煙などが気になる場合もあるそうですが、私の滞在中はまったく問題ありませんでした。
オーシャンビューの客室で心も体もリラックスして過ごせました
冷蔵庫には無料ドリンク(お茶・ビール)
冷蔵庫の中には缶ビールとお茶のペットボトルが入っています。
お部屋でコーヒーやお茶を楽しむ用に電気ケトルと、ミネラルウォーターも無料提供されています。
クローゼット・湯かご
広めのクローゼットの中にはハンガーが8本。
館内用スリッパ、消臭剤と靴べらが収納されていました。
温泉施設を利用する時に使う「湯かご」と、綿がたっぷり入って温かい羽織が用意されています。
湯かごの中にはバスタオルとボディタオル、濡れたものを入れるためのビニール袋がセットされていました。
足袋や靴下はないので、必要に応じて持参しましょう。温泉施設は屋外を経由するので寒い季節は靴下が必須です。
水回り(ユニットバス)
水回りやエアコンなどの設備はリニューアル前のものが再利用されているようで、少し時代を感じる仕様でした。洗面カウンターとトイレ、バスが一体となっています。
古いながらも清掃は行き届いており清潔感はあり、広さも十分ですが、独立型よりも使い勝手が悪いのは否めません。
ドライヤーはパナソニックのナノイーです。
ウォシュレット付きのトイレ。
ペーパーフォルダの位置が微妙で、少し使いづらかったです。
ユニットバスは必要最小限という印象ですが、大浴場と貸切風呂があるので使うことは多くなさそうです。
館内着
リビングエリアの飾り棚の引き出しの中にセパレートタイプの館内着が入っています。
サイズはLとMがひとつづつ。もしサイズが合わないとか着替えてたいという場合は、フロント近くに館内着置きがあるので、自分で交換することができます。
パンツの裾が短めなのでサイズは大きめでもいいかもしれません。
浴場だけでなく、レストランなども館内着で利用可能です。
ラビスタ観音崎テラスの温泉施設
ラビスタ観音崎テラスには、天然温泉露天風呂のある温浴施設SPASSOと、5種類の貸切風呂があります。
温泉施設SPASSO(スパッソ)
温泉施設SPASSOは、宿泊棟ではなく別館にあります。
ホテル棟だけでなくグランピングエリア宿泊者も、もちろん利用できます。
ホテル棟の1階から長い廊下を進んだ先にあり、一度屋外に出る必要があります。
雨風の影響をモロに受けますので、ホテル棟の出口には傘が沢山おかれていました。
ホテル棟を出た先はグランピングエリアになっています。ホテル宿泊者はこの先には立ち入ることができません。この写真の斜め後ろ方向にはプールがあります。
グランピング施設の手前を右に進んだ前方の建物が温泉施設です。
温泉施設SPASSOの1階に履き物を預け、浴場と岩盤浴のある2階エリアに上がります。
マッサージチェアやハンモックチェアも置かれていて、自動販売機もあるのでお風呂あがりに少し休憩するのにいいですね。
大浴場・天然温泉露天風呂
男女ともに寝湯付きの天然温泉露天風呂を設けており、海を間近に感じる雄大な空間で温泉を楽しむことができます。女性露天風呂にはかめ湯も設けられていました。
大浴場の内湯は沸かし湯ですが、大きな窓から海を望むことができ眺望は最高!ジェットバスもあります。
また、男性大浴場にはドライサウナと-10℃のクーリングルーム、女性大浴場にはスチームサウナも設けられています。
岩盤浴(Hot Stone Spa )
温浴施設SPASSOには男女共に利用できる「岩盤浴」があり、岩盤浴用の「湯あみ着」は脱衣所に用意されています。
室内は約40度、岩盤は約50度に温められた低温の岩盤浴には、それぞれ7種類の石がはめ込まれているそうです。予約は受け付けておらず、空いていれば自由に入ることができます。
天然温泉貸切風呂
ホテル棟には5つの天然温泉貸切風呂があり、こちらも予約なしで利用できます。
海を望めるお風呂をはじめ、趣の異なる5種の天然温泉貸切風呂。「混浴中」のライトがついていなければ自由に入ることができます。
こちらは、「綾の湯」の脱衣所です。
家族で利用しても十分な広さがあります。脱衣カゴは2つ、ドライヤーとヘアゴム、シャワーキャップが備え付けられています。
窓からは海を望むことができますが、窓の下半分は曇りガラスになっているため入浴中に景色を楽しむことはできませんでした。
浴槽は大人2人が一緒にはいってもしっかり足が伸ばせました。あとお子さん2人位は入れそうです。
洗い場もそれなりの広さがあります。
全体的に、よくある貸切風呂よりも広くゆとりのある造りだと感じました。
なお、シャンプーやリンスは設置されていませんのでご注意ください。
湯上がりサービス
共立リゾートのおもてなし「湯上がりサービス」は貸切温泉の入り口付近に用意されています。
夜はお風呂上がりにうれしい昔懐かしのアイスキャンディを、朝は乳酸菌飲料をいただくことがでいきます。
フルーツ味のアイスキャンディのほか、ハーシーズのチョコバニラバーもありました。
乳酸菌飲料はヤクルトでした。
共立リゾート系列ではそうじゃない乳酸菌飲料のところも多いので嬉しさ倍増でした!
ゆったりしたソファエリアも併設されているので湯上がりタイムをゆっくり楽しみましょう。
屋外プール(Costa Pool)
宿泊者のみが利用できる屋外プール「Costa Pool」は夏季限定の営業です。
あまり大きなプールではありませんが、間近に海を望むロケーションでリゾート気分を満喫できるは素敵ですね。
ホテルのリニューアルオープンが8月だったので、昨年はオープン時から9月中旬まで営業していたようです。2024年以降は何月からプール営業を開始するのか現時点では情報は見つかりませんでした。
レストランSACHIの食事
ラビスタ観音崎テラスのレストランは2階にある「SACHI」のみです。
夕食、朝食のほか、夜食の夜鳴きそばもここで振るまわれます。
東京湾や相模湾の魚介、三浦の野菜など地元産食材を活かしたお料理を、雄大な海を見ながら堪能できます。
夕食は神奈川県産の山海の幸を堪能できるフレンチフルコース料理です。
旬の食材を使ったお料理は上品な味わいで見た目も華やか。食前酒からオードブル、パスタ、スープ、魚料理、肉料理、ご飯もの、デザート、コーヒーまで、大満足の内容でした。
朝食は三浦半島の食材をふんだんに使用した約80種類のメニューをバイキング形式で楽しめます。
オムレツなどの洋食のほか揚げたての天ぷらやオープンサンドなど幅広く種類豊富なビュッフェ。特に、ラビスタの有名なサービスのひとつ「いくらかけ放題」の三浦海鮮丼は贅沢な美味しさでした。
ラビスタ観音崎テラスに泊まるなら食事付きプランが断然お得でおすすめです!
▶︎ラビスタ観音崎テラスの夕食フルコースと朝食ビュッフェの紹介ブログはこちら
売店・自動販売機
スーベニアショップ PIONONO
レストランの向かいにはホテルの売店「スーベニアショップ PIONONO」があります。
地元横須賀や三浦半島のお土産のほか、ラビスタの館内着や湯かごまで売っていました。
扱う飲み物はソフトドリンクのみでアルコールはありませんでした。
緑茶600mlが160円、ミネラルウィーター550mlは150円と良心的な価格です。
アイスクリームは、ハーゲンダッツ(カップ)400円、横濱馬車道あいすもなかは130円でした。
自動販売機
ラビスタ観音崎テラスには、ホテル棟の1階と2階にソフトドリンクの自販機があります。
ホテル棟から温泉施設へ向かう1階連絡通路出入り口の自動販売機のみ、アルコールを販売していました。ビール、レモンサワー、ハイボールなどが購入可能です。
その他、1時間3,300円で利用できるカラオケルームなどもあります
最後に
東京湾を一望する三浦半島最南端に佇むリゾートホテル「ラビスタ観音崎テラス」。
初めて宿泊しましたが、お部屋も温泉もお食事も期待以上で、ホテルからのおもてなしサービスも随所にあり大満足の旅になりました。
特にオーシャンビューの雄大な景色を滞在中にどこからでも楽しめるのが本当に贅沢だと感じます。自然豊かな海辺ホテルで非日常を存分に味わうことができました。次回はグランピングエリアにも泊まってみたいです!
関東近郊からのアクセスが良く都心からも1~2時間ほどで行けるうえ、周辺には県立観音崎公園や横須賀美術館など観光スポットも多くあり、横須賀エリアの観光の拠点としても利用できます。
希少な立地に建つとっておきの海辺リゾート「ラビスタ観音崎テラス」で、ぜひ優雅な非日常を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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